ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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フランダースの野に

Ieper(イーペル)の周辺には数多くの戦争遺産が残っていて、それを巡るツアーも出ています。In Flanders fields Museumで様々な資料を見たので、私達も周辺を車で周ってみることにしました。

先ずはイーペルから北へ20km位行ったところにあるDiksmuide。
北海に近くIjzer(エイゼル又はイーゼル:仏)川が流れるこの辺りは、第一次大戦では西部戦線の最前線でまさに激戦地だった場所。

今はどこも美しい街並みですが、当時は壊滅的に破壊されてしまいました。

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第一次世界大戦は塹壕戦だったと言われていますが、今でも一部が残っています。

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リネンと猫と戦争と

今年の春と先月末、2度訪れた町があります。
西フランダース地方の小さな町、Ieper(イーペル。又はYpres(仏):イープル)

日本人には、3年に1度開催される中世から続く「猫祭り」の町として知られているかもしれませんね。
イーペルは古くから繊維産業が栄えていて、ネズミの被害から織物を守る為に猫に織物番をさせていた、というのがお祭りの由来だそう。

私は猫祭りには行かなかったけれど、猫の格好をした人々が町を練り歩いたり、猫人形が投げられたりするみたいで、楽しいのかな??

猫祭りで有名なだけに、こんなものを見つけましたよ。^^

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猫ちゃんもいいけれど、私達の目的は別。
ベルギーに来て初めて知った、イーペルの町にまつわる歴史のお話・・・

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フランダース独立とリネンの町

ここのところ、雨が降ったり止んだりの不安定なお天気が続くベルギーです。
この間の土曜日は晴れ間がのぞいたので、久しぶりにちょこっとお出かけしてきました。

ベルギーは小さな国なので、主要観光都市は比較的簡単に日帰りでも行けてしまうのです。メジャーな場所は大抵見てしまったので(ブログ記事にしていない所もありますが^^;)、まだ行ったことのない街を現在探索中?♪

今回訪れたのは、アントワープから南西へ約100km、フランス国境にもほど近い西フランダースの街、Kortrijk(仏:Courtrai、コルトレイク)。

日本の一般的なガイドブックには載っていないので知らない方も多いのでは?
でも、フランダース(の人)にとっては重要な歴史的舞台となった町なので、どんな所か見てみたかったのです。

町の歴史はローマ時代に遡り、地理的な要所として"Cortoriacum"と呼ばれていたそうです。

IMG_8595.jpg

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大学の町と教会コンサート

電車に乗って訪れたのはルーヴェン(蘭:Leuven、仏:Louvain)。
フラームス・ブラバント州の州都です。

この日はルーヴェンにお住まいのtomiさんが町を案内して下さいました♪

町はコンパクトにまとまっているのですが、その歴史は古く、市内には歴史的建造物がたくさん残る見所のある町です。実は在留邦人の数はブリュッセルに次いで2番目、アントワープよりも多いんです。

私がルーヴェンと聞いて真っ先に思いつくのが、ルーヴェンカトリック大学
なんと1425年創設、哲学者エラスムスも教鞭をとったことがあるという名門大学です。語学も充実していて、日本語学科もあるんですよ。
この町を歩いていると、あちこちに大学関連施設があって「町が大学で出来ている?!」と思えるようなベルギー最大の大学都市です。

例えばこちらの広場に面した建物は大学図書館。
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立派ですね?。
第一次大戦で火災にあったので、1920年アメリカの資金提供によって再建されたもの。なんと3百万冊以上もの書物を所蔵しているとのこと。

この写真、手前のモニュメントが気になりませんか?
針にさかさまに刺さった虫。著名な方の作品だそうですが、ルーヴェン在住邦人の方達の間では通称「ハエ広場」と呼ばれているそう。そう聞いたら、だんだんハエに見えてきた?(笑

ちょっと長くなりますが、その他の見所はこちらから続きをどうぞ?!

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小さいけど有名な古本の村

Cellesからアップダウンのある一般道を更に南へ下って行きます。
目指したのは「古本の村」として有名なRedu(ルデュ)です。

牧草地に家がぽつぽつと建っているような場所で、「こんな所に本当にあるの?」と思うのですが、到着してみると村の規模に比べて大勢の観光客が・・・。この一角だけがいきなり賑わっているのです。

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ここが村の中心のメインストリートかな。レストラン・カフェは大勢の人で満席。

人口約400人の小さな村に、24の書店が軒を連ねています。
Reduは1984年に古本で町興しをして成功した村。今ではベルギーだけじゃなくて、ヨーロッパ各国からも年間約20万人が訪れるのだそうです。
「町興しの成功例」として視察に来られる自治体もあるようですね。

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石造りの建物がまたいい雰囲気です。

お店の展示方法や扱っている書物は様々。
マンガだけのお店もあれば、年代物のまさにアンティーク書物を揃えているところもあり。
みなさん真剣に手にとって何冊も購入していましたよ。

場所柄フランス語の本がほとんどですが、時々オランダ語や英語の本も見かけました。読めなくても、絵や写真が素敵なものを探したり、置いておくだけでインテリアになりそうな「ジャケ買い」するのも楽しいですよね?

今回は何も調べずに思いつきで出かけたのですが、Reduの村では比較的大きなイベント開催日だったようです。

こちらが会場。のどかな村のテントです。^^
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IMG_6809.jpg「紙」に関する技法やアートなどのデモンストレーションをやっていました。

これは昔ながらの製本道具ですね。→

ちょうどとある女性に説明しながら作業していました。
フランス語でさっぱり分からないけれど、糸(紐)で綴じていく様子はなかなか面白い。
昔はこうやって作っていたのかと思うと結構大変な作業ですね。


私の趣味でもあるカリグラフィー関連の道具や古本、作品などがあるお店も発見して興味津々。一つのお店が扱っている冊数が多いので、じっくり探していたらあっという間に時間が経ってしまいます。

でも、相方は外国の古本には興味がなくすぐに飽きてしまって「散歩してくる?」と・・・^^;
あぁ、また来たいけど連れて来てはくれないだろうなぁ・・・ 

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イースター等時々イベントも開催しているようですよ。
ルデュの村のホームページはこちらです。→ こちら(フランス語オンリー)

お天気のいい日のドライブがてらに、ヨーロッパの古本屋さんを覗いてみてはいかがでしょうか。

「ジャケ買い」しちゃうのはやっぱり女性ですかねぇ?
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ワロンの美しい小さな村

雨が降ったり晴れたり、肌寒い週末のベルギーです。

5月の連休に出かけたワロン地方の村のことをまだ書いていなかったので、忘れないうちに記事にしておきます。
(実はそうやって溜めている記事が多いのだ…^^;)

今日は最高でも15度という肌寒さですが、1カ月前のこの時はノースリーブでもいいくらいの暑さになったのでした。徐々に気温が上がる日本と違って、こういうことはよくあるのです。

土地が平らなフランダースと違って、ワロンのアルデンヌ地方は丘陵地帯なので↓こんな風に起伏があってドライブも楽しい。

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5月はあちこちに菜の花畑が広がってきれいです。

のどかな風景を楽しみながら最初に訪れたのは、ナミュール州にあるCelles(セル)という小さな村。この辺りはフランス語オンリーになります。

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村の歴史は古く、7世紀中頃に遡るようです。
当時、Hadelinusという修道僧(後に聖人となる)がここで隠居生活を送った住居(ラテン語で"Cella")があったことからCellesという名前が付いたと言われています。

村の中心の大きな建物は聖アドラン教会。

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こちらは11世紀にロマネスク様式で建てられたものだそうです。内部は古い部分を残しつつも、新しくなかなか立派でした。のどかな風景でしょう?

中世の雰囲気漂う石畳と、この地方特有のグレーの石壁が統一感をもたらしていていい感じ。

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両側色とりどりのお花がキレイに飾られていて、とてもかわいらしい雰囲気。
ちょうど今頃はもっとお花も華やかになっているのではないでしょうか?。

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この時(5月中旬)は藤の花も満開でした♪

『ワロンの最も美しい村』の一つになっているCelles。
とても小さくて観る所もそうあるわけではないのですが、この村に立ち寄るドライバーやバイカーで賑わっていましたよ。
そして、こういう田舎の村でもご飯は美味しいのでありました。(*^_^*)


明日に続きま?す。Merci♪
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5年に一度の・・・

この間の土曜日にゲントへ行ったのは目的がありました。それは・・・

Floraliën(フロラリア

5年に一度開催されている花の祭典です。

今年で34回目を迎えるこの祭典の始まりは1808年、ゲント在住の園芸師達が集まって協会を設立し、小さな展示会を開いたことに由来するそうです。
200年以上の歴史があるうえに、5年に一度という限定となると心が動きます。
5年後にはもうベルギーには住んでいない(はず)ので、これも何かの巡り合わせ。

・・・ということで、見に行ってきました♪

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会場はとにかく広?いのです!

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ベルギーでお花見

海外で生活していても、やっぱり日本人、この季節になると桜が恋しくなります。

こちらでも桜の木はよく見かけますが、1?2本ずつポツポツと植えてあることがほとんどなので、日本のような桜並木や満開の桜の木の下でお花見・・・というわけにはいきません。

でも・・・

ベルギーでも桜が愛でられる場所があると聞いたので、ちょうど見頃かなと思って出かけてきました。

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ベルギー最古の町?!

アンティークマルクトを見た後は市内を観光。
Tongerenはトゥルネーと並んでベルギーで最も古い町の一つと言われていますが、Tongeren市が発効する観光ガイドには堂々と"De oudste stad van België"(ベルギーで一番古い町)と書かれていました!

IMG_5515.jpg結構立派な作りのパンフレット。
ツーリストインフォでもらえます。

町の見所やイベント、レストラン情報も載っていて、蘭・仏・英語で書いてあるので旅の記念にもいいかもしれません。

町の歴史は、紀元前54年に遡ります。
この地域に住んでいたEburonen(エブロネン)という民族が、Ambiorix(アンビオリクス)という王の指揮の下、カエサル率いるローマ軍と衝突、ローマ軍に多大な損害を与えたことが『ガリア戦記』にも記されているそうです。
その翌年、カエサルの復讐によってエブロネン族の領地はローマ軍に占領されました。その時に"Atuatuca Tungrorum"という名前が付けられ、古代ローマの都市として発展していきました。(ということは、やっぱりトゥルネーより古い?!)

Ambiorixはトンゲレンの英雄となっています。
Tongeren市のシンボルにはAmbiorixの顔が用いられていますし(↑パンフレット右下の水色の丸の中)、町の中心であるマルクト広場にはアンビオリクスの銅像(1866年)が立っています。(↓後ろ姿でスイマセン^^;)
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古代ローマとしての遺跡も残っているこの町は小さいながらも見所満載です。
続きはこちらからどうぞ!↓

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ベネルクス最大のアンティーク蚤の市

先週の日曜日、気温は日中でも2?3℃という寒さでしたが、とにかく晴れて青空が広がったので、以前からずーっと気になっていた町へ行ってきました。

その町の名前はTongeren(トンゲレン/トングレン)。

アントワープから東へ約100Km程行ったところ、リンブルク州にある小さな町です。
今まで見た日本語のガイドブックには載っていないこの小さな町で、実はベネルクス最大のアンティークマルクトが毎週日曜日に開催されているのです。

その歴史はもう30年以上になるそうで、約350の露天商(というのかしら?)が集まり、各国から多くの人々が訪れます。マーケット以外にもアンティークショップをたくさん見かけました。『Dealer Only』というお店もあって、色んな所からこの町に買い付けにやってくるようです。聞こえる言葉もオランダ語、ドイツ語、英語と色々でした。

アンティークについては全くの素人で詳しくありませんが、見て歩くのは大好き。Tongerenの町自体も歴史が古く見所があるというので、日曜日の朝だけれど、夫を叩き起して^^; 連れて行ってもらいました。

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Lierお散歩

せっかくの週末なのに雨さとと-青い傘というガッカリなお天気のベルギーです。
なので、先週お出かけした町についてご紹介します。

以前ドイツに住んでいた時、アントワープには何度か観光に来たことがありました。その当時アントワープに住んでいた友人を訪ねた後に寄った郊外の小さなかわいらしい町のことを思い出して、また行きたいなぁ?と気になっていたのです。

でもその時は友人に勧められて立ち寄ったので名前もおぼろげで、Mechelen(メヘレン)だったかな?と勘違いしていたけれど、実はアントワープからほど近い、中世の面影の残る街、Lier(リール)のことでした。

最初にLierを訪れたのが、2004年の7月。
当時のアルバムを見ていたら写真が出てきました!夏はこんな雰囲気でした。

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緑も豊かでとても素敵です。
でも今は冬なので・・・

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修道院とビール

アルデンヌの森の奥深く、フランスとの国境近くにある修道院を訪ねました。

その名は"Abbaye Notre-Dame d'Orval" (オルヴァル大修道院)

広大な敷地には、フランス革命時に破壊された18世紀の修道院を再現して建てられた立派な建物と共に、12?13世紀に建っていたとされる修道院の廃墟が残っています。新旧の建造物を同時に見学しながら、その歴史を感じることができます。

また、ここは修道院ビール"Orval"の醸造所としても有名です。

この日のOrvalの気温は3℃! 寒?い!アップロードファイル
では、早速中へご案内しま?す!
IMG_4383.jpg

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城砦とサックスの町

今週、日本は連休で「シルバーウィーク」だそうですね。いつの間にかこんな呼び方になっていたのですね。

昨日のベルギーは半袖でちょうど良い晴天だったので、思い立ってDinant(ディナン)まで出かけてきました♪
ディナンはベルギー南部のワロン地方にある人口13,000人程度の小さな町です。

町の中心でありシンボルとなっているのは、玉ねぎ型ドームのノートルダム参事会教会と、その背後の切り立った崖の上にあるシタデル(城砦)です。

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この山頂に城砦が築かれたのは11世紀中頃です。その後、再建と戦による破壊の歴史を繰り返し、現在は19世紀のオランダ支配時代のものだそうです。
この小さな美しいディナンの町も、中世から第二次世界大戦まで、フランス、オランダ、ドイツという大国によって戦火に巻き込まれて来たんだな?と、その悲しい歴史がうかがえます。

先ずはシタデルに登ってみま?す!

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週末のGent

先週末、今年の夏最後の夏日を思わせる晴天だったので、ゲント(蘭:Gent、仏:Gand)まで足を延ばしてみました。

Gentは中世にはブルージュと共に毛織物業と貿易で栄え、16世紀には神聖ローマ帝国の皇帝カール五世が誕生した町です。今では東フランダース州の州都であり、ブリュッセル、アントワープに次ぐベルギー第3の都市となっています。

初めてゲントを訪れたのは2003年の夏でした。
それまでゲントのことをよく知らなった為、初めて目にするその美しさに感動した記憶があります。

あれから数回、機会があれば立ち寄っていますが、今でもお気に入りの街の一つです。
Gent

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海へ行こう!その2 ?Oostende

19世紀から欧州各国の上流階級が訪れる避暑地として知られていたというOostende(オーステンデ)/Ostende(オステンド)。18世紀にはベルギー最大の貿易港として栄えましたが、現在ではフランダース地方の4つの港の中では一番規模は小さいそうです。

Oostendeとはオランダ語の"Oost(東の)+Einde(端)"という言葉からきているのですが、ベルギーの西端に位置しているのになんで「東端」なんだろう?と思ってました。

実はここ、昔は北海(Noordzee)と入江に囲まれた小さな島だったようです。

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【West Flanders coastline in the Middle-Ages:from Wikipedia】

この横長の島の東端ということでOostende、西端はWestende、真ん中はMiddele-kerkeという地名が付けられたのですね。
その後、陸続きになってOostendeの名前だけがリゾート地として有名になったわけですが、改めて地図を見たら、ちゃんとWestendeという地名も残っていました。

オステンドの町は今でもリゾート地としても賑わっていますが、市街地には素晴らしい教会や美術館、ベルギーを代表する画家Ensorが住んでいた家などもあって、海以外の観光も楽しめます。

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海へ行こう!その1 ?Knokke-Heist

昨日の土曜日は再び夏日となりました。太陽2
こういう夏の日は貴重なので、「そうだ、海へ行こう!」と思い立ち、北海沿岸を目指しました。海と空
・・・といっても泳いだりするわけではなく、ベルギーの海ってどんな感じかな?と下見を兼ねてのドライブです(^_^;)

今年の7月は夏らしいお天気の日が多く、加えて不景気ということもあって、安・近・短の旅行先として北海沿岸の海は去年より多くのリゾート客で賑わっているそうです。

アントワープから西へ約90km、最初の目的地はオランダとの国境に近いKnokke-Heist(クノック・ヘイスト)という高級リゾート地。
近くには"Het Zwin"という自然保護地区もあり、ドイツやオランダ、フランス、海を渡ってイギリスからも観光客が訪れるようです。

中心街は比較的新しく開発されたようで、駅周辺からショッピング通り、海岸沿いにかけても近代的で明るいです。Bossなどのブティックもあって、ちょっと高級感を出しています。

海岸沿いには、日本でいう「海の家」が並んでいて、それぞれデッキチェアやパラソルを貸し出したり、ちょっとしたスナックや飲み物を売るスタンドがあってオシャレな雰囲気です。
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こちらのビーチでは、↑こんな風に布などの衝立で仕切ることがきるので、空間的にもゆったりしていて、優雅な時間が過ごせそう。
しかもシーズン真っ盛りの絶好の海日和なのに、結構空いていました。

IMG_3288.jpg高級リゾートらしく、こんなロッジもありました。
こちらは1日€50ですって!
海沿いではないけれど、大人数だったら悪くないかしら?

海を見ながらテラスでお食事も素敵です。
ただし、お値段は高めです。とあるレストランのメニューでスパゲッティボンゴレが€22!
・・・今回私たちは止めました(^_^;)

IMG_3284.jpgカラフルな自転車。
2人乗り?8人位乗れるものまであって、家族や仲間で楽しめますね。
海岸沿いを走ったら気持ち良さそう!

ビーチでも自転車というのは、ベルギーらしいかも。


この上の写真の左上に少し見えるように、海岸通り沿いにはレストランやアパートなどが入った建物が並んでいます。ただこれ、よくあるリゾートホテルというわけではなく、ごくごく「普通の」建物なのですよ。こういうところは南国の高級リゾートビーチを想像しているとちょっと違いますね・・・。
でも、やはりベルギーの内陸とは違う雰囲気なので、今度はゆっくり海でリゾート気分を味わいに来てみようと思いました。

Knokke-Heistを後にして、海岸沿いを走りながら次はOostende(オーステンデ)へ向かいます。
その途中、何にもないような場所なのに、道の両脇にびっしりと路上駐車の列。
「何かあるのかなぁ??」と思って車を止め、土手を上がってみると・・

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こんな風に砂浜がず?っと続いているのです。
地元の人やこの辺りをよく知っている人たちは、観光地化されていないこういう場所で遊ぶのですね。
海で裸になって遊ぶ人達と、少し離れた手前の砂場では肌を出せないムスリムの女性達が静かに夏を楽しんでいて、ちょっと興味深い光景でした。
(Oostendeについては明日に続きます)

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Mons(モンス)を訪れて

言語境界線を越えて訪ねたMons。
北部の低地(Nederland)に住んでいると、南ベルギーのドライブは起伏があるので景色が変化して楽しい。

Monsはワロン語で山を意味しますが、その名の通り小高い丘の上にある小さな町です。
エノー州の州都であり、その歴史は7世紀まで遡ります。以前は炭鉱の町として栄えたようで、近くにはいわゆる「ボタ山」がいくつか見られました。

mons町の中心、Grand Palaceの正面に堂々と建っているのが市庁舎です。
入口は15世紀のゴシック様式の装飾で、中に入って右手には16世紀の様式の「結婚の間」があります。

やっぱり市庁舎で結婚式を挙げるのですね。この日も2組のカップルの結婚式が行われていました。

June Bride、6月は結婚式が多いようですが、今年の6月は寒くて雨が多かったような気がします。雨 pkk


この町の代表的な建物の一つは聖ウォードリュー教会です。
エノー伯の娘であるウォードリューが7世紀に建てた修道院が基となっていて、1450年?1686年にかけて建設されました。とても大きなブラバント・ゴシック様式の大聖堂で、内部のステンドグラスや宝物も素晴らしいものがあります。

そしてもう一つは1661年に建てられたベルギー内で唯一のバロック様式の鐘楼です。これは世界遺産に登録されているベルギー鐘楼群の一つにもなっています。
とてもそんな古いものには見えないのですけど、町を見下ろせる小高い丘に建っていて、フランスに攻め込まれることを恐れた町の人々は、この鐘楼を見張り塔代わりに使ったそうです。
mons2  mons1

結局、17世紀にフランス軍の攻撃を受けて、町の4分の3程が破壊されてしまったそうです。
所々に長い歴史を感じさせる小道があったり、小さくてきれいな町なのですが、州都でありながら、どこか寂しさが漂う町だなぁという印象を受けました。
この日の肌寒い曇り空のせいか、かつて町の繁栄を支えた炭鉱が閉山したからか、はたまた世界的経済危機の影響か・・・。

それはただ単に地方都市だからというようなものではなくて、数年前に旧東ドイツの町で見た風景と似たような雰囲気を感じました。
首都ベルリンや美しいドレスデンの町でさえ、少し中心から外れるだけで整備されないままの道路や廃墟が残っていて、ベルリンの壁が崩壊してから20年経ってもなお、東西分断の歴史は消えず、その格差は縮まっていません。(近年では南北格差も問題になってきているそうですが・・・)

歴史的背景は全く違うけれど、アントワープが豊かな町であることに改めて気づき、よく囁かれているベルギー南北間の経済格差の一端を見たような気がしました。

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Brugge

ベルギーの中でも有名な観光都市、Brugge。
ここはフランダース地域なので、本来のフラマン語で言うと「ブルッヘ」みたいな呼び方になります。カタカナにするとなんだか気が抜けた感じで、オシャレ感が全然でませんね。
なので、お馴染みの「ブルージュ」と書くことにします。^^

Brug=橋という意味の通り、町中を流れる運河にいくつもの橋がかかっていて、「北のヴェニス」とも言われる水の都です。(こういう別名って誰がつけるのでしょう?)
brugge

今日はキリスト昇天祭で祝日です(2009年は5月21日)。毎年この日、ブルージュで最大のお祭りである「聖血の行列」が行なわれます。

IMG_2625.jpg普段は市庁舎の隣にある聖血礼拝堂(左写真)に納められている聖遺物(聖血=イエス・キリストの流した血)が、行列とともにお披露目される一大イベントです。
行列は、旧約?新約聖書のお話や十字軍の帰還などが人々によって再現されるだそうです。

せっかくベルギーに住んでいるので見てみたい思いもあったのですが、わが夫はこういうものに全く興味ナシ!
・・・ということで、残念ながら様子がお伝えできなくてごめんなさいm(__)m


その代りといってはなんですが、ブルージュの町を少しご紹介します。(*^_^*)↓

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Durbuy(デュルブイ)

幸運にもお天気がよくて初夏のような陽気でした!

Spaの町からDurbuyへ向かう道は、緑豊かな丘陵地帯。
の?んびりと草を食む牛や馬の群れがあちこちに見られます。

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そしてどこまでも続くタンポポや菜の花畑。
とにかくタンポポ畑が多くて、小さな白い花も混じってすごーくきれいでした♪

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そういえば、これから向かうデュルブイの町ではタンポポのジャムが特産だそうです。
ドライブを楽しみながら、いよいよDurbuyへ・・・

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温泉!

日本はGWの真っ只中ですね。みなさん、いかがお過ごしですか。

ベルギーでも5月?7月は祝日がちょこちょこあって、連休を利用してのお出かけにピッタリの時季です。私たちはベルギー南東部のアルデンヌ地方へ1泊旅行に行ってきました。

「温泉に入ってゆっくりした?い!」
ということで、英語のスパの語源にもなったという、その名もSpaという町へ行くことにしました。

でもその前に・・・

Spaの郊外にあるFrancorchamp(フランコルシャン)はベルギーのF1グランプリで有名な場所。まずはサーキット場へ寄ってみることにしました。

IMG_2471.jpg行ってまず驚いたのが、この上りカーブ。
F1レースって平らな所を走るのだと思っていたF1素人の私。
このコースはF1の中でも距離が長く、アルデンヌ地方特有の起伏の激しい地形にあるため「世界で最も美しいコース」とも言われているそうです。
うん、納得。


IMG_2475.jpgこの日は練習風景を見ることができました。
初めて間近に見ましたが、練習とはいえすごいスピードです!(当たり前か^^)
たった一台だけでもそのエンジン音は大きい!これがレースで何台も同時に走るとどうなるのだろう・・・と想像してみたら、実際のレースが見たくなってきました。

今年も8月末のベルギーGPはここで開催されるそうです。チケット高いだろうなぁ・・・。

コースと練習風景を見て満足したので、いよいよSpaの町へ向かいます。
Spaの入口はこちら↓

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ハルの森

天気予報に反して午後からいいお天気になったので、ずっと気になっていた場所へ行ってきました。
ブリュッセルの南西にあるハルの森(Hallerbos)です。

ここは4月下旬から5月初旬にかけてブルーベルの花が咲いてきれいだと聞いていました。
今年は暖かい日が多いのでそろそろいいかな?と思って出かけてみると・・・

この通り!
hallerbos

森に入ったとたん、ブルーベルのさわやかな甘い香りが漂います。
木々の間をブルーベルの花が一面に咲いて、まるでじゅうたんを敷きつめたよう。
新緑に遠くまで続くブルーベルの花が木漏れ日に照らされてとても幻想的です。
写真では香りまで届けられなくて残念ですが・・・。


bluebell
ブルーベルは森のヒヤシンスとも呼ばれ、その名前の通りベル(鈴)の形をしたお花です。
イギリスのEnglish Bleubellがよく知られているようですが、他にも品種があるようですね。

日本でもこんな風に自生しているところはあるのかしら。


欧州では森の春を告げるお花として親しまれていて、おとぎ話などにもよく出てくるそうです。
この森を歩いていると、本当に妖精がいるかも・・・と思ってしまうくらい神秘的です。


hallerbos1
花期は4月下旬から2週間ほどと短いようなので、その年の気候によって見頃を定めるのがちょっと難しいかもしれませんね。
ブルーベル以外にもスズランに似た小さな白いお花も咲いているので、また違った景色が楽しめそうです。


この日も多くの人が森の中を静かに散歩していました。近くに牧場もあるのでしょう、馬に乗っている人々もみかけます。イギリス人のおじい様とおばあ様の団体がジョギングしていました。この景色と香りにつつまれながら走るなら苦にならないかも?、なんて^^

初めて見る自然の美しさに、すっかりリフレッシュ&リラックスした週末でした。

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Ronde van vlaanderen

今日はフランダース地方で最大のロードレース、Ronde van Vlaanderen(英語:Tour of Flanders)が行われました!
私たちはテレビで観戦。晴天で暖かくレース日和ということもあって、沿道には大勢の観光客が埋め尽くしていました。緑の丘陵地帯に所々満開の桜も華を添えてレースを盛り上げていましたよ。

これはヨーロッパでよく行われているClassicと呼ばれる一日だけのロードレースの一つです。Ronde van vlaanderenは今年で93回目、すごく歴史の長いレースなんですね。
プロ男子、プロ女子からジュニアチームにアマチュアまであって、今回は約19,000人が参加したようです。
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ブルージュをスタートしてゴールするまでの約260km、後半はアップダウンのきつい狭い石畳が続きます。最高勾配22度、荒い石畳ではタイヤが滑ったりプロでも自転車を降りて押して歩く姿も見られます。道幅も狭いのでここで抜かすのは困難。一人が転べば後続車はつかえてしまいます。
IMG_1911.jpg
実際にコースの一部を歩きましたが、かなり荒い石畳です。→
車でもガタガタ振動がすごいので、自転車では相当の技術が必要だそうです。あまりの悪路にプロからも「これはもはやロードレースではない」という声が上がるほどだとか。

今までロードレースには興味もなく、知識は全くありませんでした。でも、先月夫の会社の同僚に教えてもらい実際にその場所を歩いてみたら、自分もそのイベントを見てみたいなぁと思うようになりました。こうやって、今まで未知だった世界も少し覗けるようになるのですね。

ベルギーでは普段から自転車に乗っている人(レーサーね)をよく見かけるとは思っていましたが、こんなに歴史的な大きな大会があることを知って納得です。ベルギーってロードレースが盛んな国だったんですね!この後フランダース地方でのレースはあと2戦あるようです。

ちなみに今回の優勝者は、前大会の覇者Stijn Devolverが2連覇を成し遂げました!彼はベルギーフランドル地方出身の29歳、イケメンです^^
もし興味を持った方はオフィシャルページをどうぞ。

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Tournai(トゥルネー)

この1週間、晴天が続いています太陽 うれしい?♪ 

お出かけ日和なので、ベルギーの古都の一つであるTournai(トゥルネー)へ行ってみました。車アントワープから南西へ約140km、フランスの国境近くに位置しています。

現在人口6.8万人の小さな町Tournaiはベルギーで最も古い町と言われています。その起源はローマ時代まで遡り、ケルン(ドイツ)へ続くローマ道の立ち寄り拠点でした。その後432年にフランク王国初代王クロヴィスの父シルデリク1世の時代に、フランク王国の首都と定められました。二つの世界遺産を持ち、古都の雰囲気があふれています。ここはワロン地方なので言葉は完全にフランス語。英語はほとんど通じません。

まずは世界遺産のノートルダム大聖堂(右)と鐘楼(左)です。
IMG_1774.jpgベルギーには鐘楼が多くありますが、これはベルギーで最も古く13世紀の建造です。一見そんなに古いものには見えないですよね。1827年までは牢獄として使用されていた部屋があるそうです。
階段で頂上まで登ると市内が一望できますが、今回はパス。^^


kerk大聖堂は1110年に建設が始まり、1191年には立派なロマネスク様式の教会として献堂されました。
13世紀に内陣はゴシック様式に建て替えられたため、ロマネスクとゴシック様式が見事に調和した珍しい教会となっています。


IMG_1768.jpg外壁も内部も修復中で、あちこちに足場があり、特に教会の内陣は立ち入ることができませんでした。ルーベンスの絵もあったのに、残念。
この教会の土台はかなり古いようで、あちこちで遺跡を見ることができました。説明がフランス語なのでいつの時代の何なのか分からず・・・。スイマセン^_^;


IMG_1795.jpgベルギーは歴史的に多くの国の支配下におかれ、戦禍を被ることが多かったのですが、いくつかの建築は戦火を免れて残っています。
これはPont des Trous(トゥル橋)で、13世紀の城壁が一部使われています。

グランプリュス(広場)もファサードの美しい建物が並んで素晴らしいです。お天気がよくてぽかぽか陽気だったので、大勢の人で賑わっていました。
IMG_1763.jpgここでは店舗の前に様々な絵が描かれた旗が掲げたれています。現在のお店とは直接関係ない絵のようなので、昔はここにそういうお店があったのかしら・・?
思いつきで行ってみましたが、充実した時間が過ごせ、週末のお出かけ&散策にピッタリでした。

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Waterloo(ワーテルロー古戦場)

今日はお天気がよかったので晴れ、Waterloo(ワーテルロー)へ出かけてきました。ブリュッセルの南東約18kmほどのところにあります。

ワーテルローといえば、昔世界史で習った「ワーテルローの戦い」の舞台として有名ですね。エルバ島に流されていたナポレオンが島を脱出して再び帝位につき、それを恐れたイギリス・オランダ・プロイセン連合と戦って敗れた、ナポレオン最後の戦いの場です。ここが今は古戦場として観光名所になっています。(ホームページ

戦い当日の状況や位置などをを説明した映像を観たり、現代の子供たちが遊んでいるうちに実際の戦場にタイムスリップしてしまうという短編映画を観ると、なんとなく当日の様子がイメージできます。

そしていよいよ古戦場の平和のシンボル「ライオンの丘」に登ります。
waterloo2
高さ41m、226段の階段は急勾配で結構きつかったです。(>_<)
この丘は1815年6月18日の戦いで死傷した兵士に捧げるとして、1824年?26年にかけて築かれました。ここは戦闘に参加したオランダのオラニエ公が負傷した場所だそうです。

途中休みながら息も切れ切れにやっと頂上へ辿り着くと、そこからは360度のパノラマが広がっています。
waterloo1ここが7カ国、30万人の兵士が戦った場所なんですね?。
古戦場ですから、本当に何もない広い田園風景なのですが、歴史的な場所として保護地区となっています。
春夏は緑豊かでキレイでしょうね。6月18日前後には、この場所で戦いを再現したショーが行われるようです。

waterlooこのライオンの丘から手前(赤色)がWellington率いるイギリス・オランダ連合軍、あちら側からナポレオン率いるフランス軍(青色)が進軍し、左からプロイセン(水色)が合流して戦いました。
昼前に始まった戦は夜まで続き、この日1日で約5万人が死傷したと言われています。

この戦いでナポレオンの百日天下は終わり島流しとなりましたが、かなり善戦したようでした。周辺国から恐れられるほど軍人としても政治家としても強かったのでしょうが、彼にも不可能なことはあったのですね。
waterloo4もしプロイセンの援軍がなかったら、フランス軍が勝っていたら、ヨーロッパの歴史は変わっていたかもしれないなぁ・・・なんてことを思いながら古戦場を後にしました。
ヨーロッパの歴史は複雑で難しい・・・

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