ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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国民性ジョーク?ベルギー人の場合

皆さんは「ベルギー人」と聞いて、どういうイメージを持っていますか?

多くの日本の方は「よく知らない」のではないでしょうか。
あまり世界の表舞台に出ることがないので、ベルギーという国や人に対するイメージは薄いと思います。私自身も実際に住むまでは全くイメージが沸きませんでした。

以前、オランダ語の授業で"Moppen Tappen"(ジョークを言う)というテーマがあって、そこでは国民性ジョークについてのテキストがありました。これがなかなか面白かったので少しご紹介します。

クラスメートに聞くと、ほとんどが隣の国を馬鹿にしたジョークが多いんですね。例えばオーストラリアとニュージーランド、ロシアとベラルーシ(又はウクライナ)、イギリスとアイルランド等々。

こういう国民性ジョークも調べてみるとアメリカやイギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国などの大国に対するものはたくさん見つかります。日本も「家が狭い」とか「個性がない」とか言われてますね。
そんなステレオタイプのジョークも全く見当外れというわけでもなく、どこかクスッと笑ってしまうもの。

ベルギーが餌食になるのは、やはり隣国オランダとフランス
アントワープがあるフランダースでは特にオランダを意識したものが多いと思います。(オランダ語だし)

オランダ人については、英語で"Go Dutch"(割り勘にする)という言葉がある位、「ケチ」というのが定説ですよね。

でも、ベルギーって?? 聞いたことありますか?

冒頭、先生が私達に聞きました。
「オランダ人がベルギー人のことを何と言ってるか知ってるかい?」

※国民性ジョークなので、主にネガティブな内容です。
ベルギー人ファミリーをお持ちの方は読まない方がいいかもしれません。念の為最初にお断りしておきますが、これはアントワープ大学のテキストの内容であり、私個人の意見ではありませんので悪しからず。m(__)m


たわいも無い冗談だと受け流せる方は続きをどうぞ?。(^_^)

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違いを感じた時

2日間だけだけれど、ロンドンという大都会の波にもまれた私達。

ロンドンからブリュッセルへの最終電車が到着する時刻は夜の10時半。当然、駅構内のお店は全て閉まっています。(ロンドンは町中が夜遅くまで賑やかだったなぁ?)

まぁ、それはいいとして・・・

駅の駐車場に車を停めていたのでそちらの建物に向かおうとしたら、 朝は空いていたドアが全て閉まってるではありませんか!
これもダメ、次もダメ・・・と結局一番奥(建物の端)まで行かないと開いておらず、雨も降ってきたのに外を歩かされた・・・

「最終電車で帰ってくる人がいるんだから、開けといてよ?」と思いながら駐車場への入口へ到着。

ところが、今度はエレベーターが動かない!Waarooooom??(なぜぇ??)
居合わせた仏語グループの人達が、ワイワイ言いながらあれこれやって、やっと動いたので便乗。よく読まなかったけれど、仏語と蘭語で何か指示が書いてあるようでした。
セキュリティの為か知らないけれど、なんでわざわざ面倒臭いことをさせるのか・・・

全てがスムーズだったロンドンから帰ってきたばかりだったので、「あぁ、これがベルギーだよ」と溜息をつきながら駐車料金自動精算機へ。

そしたら、どういうわけか駐車カードが読み取られず、何度やっても出てきちゃう!
結局、管理人がいる事務所まで歩いて行って精算する羽目に・・・

電車を降りて地下の駐車場へ行くだけなのに、なんでこんなに時間がかかるのでしょう?!小さなことかもしれないけれど、「ん?」と思うことが3つも続くと、さすがに ってなってしまいます。

私達の後から来た人を見ていたら、駐車カードはよみとられて"€○"と表示されるものの、何度やっても支払いカードを受け付けない。そしたらその方、「ハハッ、今日は無料ってことかな??」と笑っていました。

ベルギーの人はこういうことに慣れているのでしょうね、さらっと笑って受け流せるのですな?。私はまだまだダメですね。

そして翌日行ったフラワーカーペット。
これだって2年に一度、大勢の観光客が集まる一大イベントなわけですが、行列のできる市庁舎での仕切りは暢気なベルギー流だなぁ?と思ってしまいました。

入場料支払う所には2人しかいないし(だからこれだけでも時間がかかるのでは?)、途中に配置されてる学生ボランティアと思われる人々は、どことなくボーっとして立っているか、仲間とお喋り。(仕事しろーっ!)
バルコニーに居たお兄さんが「奥へ詰めて下さ?い!」って仏・蘭・独・英語で言っていたのはサスガ!ですが、ロンドンの制服を着てテキパキと誘導していた人達とは違うなぁ?と思ってしまいました。^^;

何かにつけて、こういう場面に出くわす機会が多いのです。
別に急ぐ必要はないし、このゆったり・のんびりした感じも悪くないのですが、至る所できちんとオーガナイズされていた大英帝国を見てしまうと尚更、ベルギーのイマイチよく分からないシステムや、「ゆる?い」感じが目立ってしまったのでした。

都会の忙しなさに疲れたらベルギーはいかが??(笑
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バカンス客とさまよえる動物達

早いもので今日から8月ですね。

昨日(7月31日)は、ヨーロッパ各地の道路は大混雑。
7月から8月に切り替わるこの日は、今年はちょうど土曜日という週末。夏の最終セールも終わって、ヴァカンスへ出かける人々が多いのだそう。

やはり南へ向かう車が多いので、フランス国内の南仏への道や、アルプス麓のスイス・ドイツ・オーストリアなどでかなりの渋滞が発生していたようです。

事前にニュースでも交通渋滞予想がされていて、「日本のお盆の帰省ラッシュと同じだなぁ?」なんて思いながら見てました。
国や地域によって夏休みの始まりに差があったり、7?8月の中でずらして休暇を取っているはずだけれど、それでも集中してしまうということは、それだけ多くの人が南へ移動しているのですよね?。

前の記事で書いた通り、2-3週間と長い休暇を取る人が多いわけですが、それに伴って新たな問題もあるようです。

それは、ペット

現在、今までに無いほど大量の猫・犬・インコなどのペットがインターネット上で売りに出ているというのです。
フランダースのセカンドハンドショップ(本やCD、家具や車まで何でも扱っているネットショップ)では、年間平均で六千匹位扱っているのが、6月に入ってから急激に増えて、今は一万匹以上にもなっているとのこと。
これは明らかに、7・8月のバカンス前にペットを手放したい人が多いということの現れだそうです。

バカンス客が集中するこの時季は、ペットホテルもいっぱい、多くの人が長期出かけてしまうから預かってくれる人も見つけられないのかもしれません。
飼い主のいない(見つからない)ペットは動物保護施設に引き取られるのですが、こういう施設もどこも一杯なんだそうです。それで苦肉の策というか、手っ取り早いのがインターネットというわけです。

ベルギーではペットの宣伝広告を出すことは禁じられているのですが、当局もネット上の取り締まりまでは手が回らないみたいですね。

保護施設が満杯なのは、急に増えた飼い主の居ない動物(野良猫・野良犬)が原因だそうです。ベルギーでは野良猫・野良犬を見かけないと思っていたのですが、意外にも結構いるのですねぇ。

IMG_7563.jpg
<写真はクロアチアで。日陰で涼む妊婦ネコちゃん。クロアチアは猫が多かった>

どうして増えたのかまでは分からないのですが、もしかしたらこうやってバカンス前にどこにも引き受けられないペット達を道に放置してしまう飼い主が毎年あとを絶たないからなのかもしれません。

でも、その結果どうなるか。
ベルギーでは昨年よりも多くの動物が安楽死注射によって殺処分されているとのことです。

『バカンスへ行く人達はペットの事など二の次になっている。動物は机や本とは違って命のある生き物なのに!』という批判があります。

全くその通り。
バカンスを取るのは自由だけれど、人間の都合や我儘で振り回されてしまうペットが可哀想です。
日本でも同じような事があると思いますが、命ある動物は、ちゃんと責任を持って飼い、育てて欲しいと思います。

ペットもいろいろ大変なのだニャー?
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3つの祝日とその由来

この前の日曜日7月11日は、フランダース地方の祝日でした。
(日曜日だったのですっかり忘れていた!)

以前、言語境界線について書きましたが、ベルギーには言語別にフラマン語共同体(Vlaamse gemeenschap)・フランス語共同体(Communauté française)・ドイツ語共同体(Deutschsprachige Gemeinschaft)という3つ共同体があります。
そしてこの3つの共同体がそれぞれに制定している祝日があるのです。国民の祝日ではないのですが、この日はそれぞれの共同体の学校や美術館、会社やお店によってはお休みになります。

まず、フラマン語共同体の日は7月11日。
これは、1302年7月11日の『金拍車の戦い(コルトレイクの戦い)』に由来しています。

西フランダースのコルトレイク周辺で、市民や農民中心のフランダース歩兵軍が、フランダースを併合しようとしていたフランス騎士軍と戦って勝ったというもの。(詳しくはWikipediaをどうぞ)
この勝利によってフランダースの独立が守られたということを記念しているんですね。(まぁ、その後はいろんな国に併合されちゃいますが・・・)

次にフランス語共同体の日ですが、こちらは9月27日。
これは、1830年のオランダからの独立に由来しています。

フランス革命の影響を受けて1830年8月にブリュッセルで始まったオランダ支配への市民の反乱。9月23日?26日にはブリュッセルで市街戦となり、26日?27日の夜にかけてオランダ軍が撤退、ベルギーは独立を宣言しました。(これも詳しくはWikipediaをどうぞ)

最終的にオランダがベルギー独立を認めるのは1839年なのですが、ベルギーでは1830年を正式に独立した年としています。

そしてドイツ語共同体。
こちらは11月15日なのですが、どうしてこの日にしたのか、なかなか情報がありませんでした。
・・・が、見つけました!

BE_DG_Fahne_randlos.jpg各共同体の旗を制定するように法律が下った為、1990年に共同体の旗を制定し、施行されたのが11月15日だということでした。
(ドイツ語共同体の旗→)

う?ん、他の2つの共同体と違って歴史的な出来毎は特になかったようです。まぁ、小さいですしね・・・

それぞれの共同体で違う祝日があるのは、日本にも「都道府県民の日」があるので似たようなものかもしれませんね。
ちなみに、ベルギー全体の国民の祝日(建国記念日は7月21日です。

ただ、個人的にとても気になるのが、ブリュッセルはどうなっているの?? ということです。

フランス語話者が大部分を占めるからフランス語共同体と一緒?
でも、正式にはフラマン語話者もいる「バイリンガル都市」なんだから、それではフラマンの人が文句言いそう。
ブリュッセルにあるフラマン語系学校や企業は7月11日に、フランス語系は9月27日にお休みするのかしらん? それとも両方?
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい。m(__)m

過去にはフランスと戦ったフランダース、そしてフランスの協力を得てオランダと戦ったワロン(フランス語圏)の人々・・・。
こういう祝日制定の歴史を見ても、やっぱりベルギーはややこしやぁ?と思うのでした。


しばしバカンスに出かけてきます。時間と体力があったら現地から更新予定デス。
Bedankt! Merci! Danke!^^
 
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交通事故の多い国

昨日のツール・ド・フランスはブリュッセルからスタートしてアルデンヌのSPAまでのコース。
そのため、ブリュッセル市内はあちこち道路が閉鎖されて大渋滞になっていたようですね?。

ツールだから道路が封鎖されちゃうのは仕方ないとも思うのですが、効率的な迂回路まであまり考えていなかったのでしょうか。
『これじゃブリュッセルから出られないじゃないの!"Slecht georganiseerd!"(計画・準備がお粗末な!)』って怒ってる方もいたようで・・・。<←まさにベルギー>

ベルギーで渋滞が多いのは、こういう計画の無さや長引く工事の他に、事故が原因のこともよくあります。交通事故のニュースは毎日のように聞くし、私自身も何度か事故を見かけました。

なのでベルギーで生活してから、「交通事故が多いなぁ」「この1年半でドイツに居た5年分の交通事故を見聞きしているのでは?」と感じていました。
調べたわけではないので単に私の気のせいかな?と思っていたら、そうでもないようです。

経済協力国際機構(OECD)の統計に、『OECD加盟国とその他ヨーロッパ諸国合計50カ国における人口100万人当たりの交通事故死亡者数(2008年度)』というものを見つけました。これによると、

1位はロシア、それ以降は中欧・東欧やバルト三国が大半を占めています。
そんな中でベルギーは22位(その数日本の2倍。日本は43位)、OECD加盟国30カ国だけで見た場合には7位と上位に入ってくるのです。「西欧先進国」だけで見ると、なんとギリシャに次いで2番目!
運転が荒いイタリアやルール無視のフランスより上位なのはちょっと驚きでした。

フムフム、私の印象は見当違いではなかったようですね。

一方通行の逆走、一時停止しない飛び出しや後ろを見ないでバックしたりと無茶な運転も多いですし、トラムやバスとの衝突など、死亡事故にならない事故も入れたら結構な数になるのではないでしょうか。私も思わず「危ない!」と声をあげたことも何度かありますし、凹んだ車もよく見かけますね。

IMG_3268.jpg
<町の中心部は狭い上にトラムにバス、車と人が狭い道路を行きかうのでちょっと怖い(>_<)>

事故が多い原因は色々ですが、運転技術(夫曰くあまり上手じゃないらしい)や分かりにくく危ない造りの道路の他に、飲酒運転もあります。
ここ数年はだいぶ厳しくなりましたが、それまでは速度取締は厳しいわりに飲酒にはゆるい所があって、当時ドイツに居た私は「なんだか変なの?」と思ってました。
<近所のカフェ・バーには夜になると車で乗り付けてくる人が多いですよ?。ジュースを飲みに来ているわけではないでしょうに・・・


ちなみにアウトバーンで速度無制限のドイツでは、一般道での速度制限や飲酒運転のチェックは非常に厳しいです。私の知り合いのドイツ人達は、車なら絶対に飲まないし、飲むなら電車で出かけてました。
OECDの統計でも50カ国40位と日本とほぼ同じで、そう考えると、速度無制限のアウトバーンは特別危ないわけではなさそうですね。
もちろんしっかりした運転技術、知識、マナー、道路が前提条件ですが、ドイツはそれを全部揃えていますね。教習所の試験も難しいみたいですし(トルコ人のクラスメートは『3問間違えたらアウト』と言ってましたが本当?)、運転も駐車も上手です。

ベルギーは、教習所もゆるそうですねぇ?。(笑 

今日はあまりいい話ではありませんでしたね・・・^^;
ただ、全体としては交通事故による犠牲者の数は年々減っているようですよ。心配し過ぎる必要はないですが、車も自転車も歩行者も、充分気をつけましょう?。

今日も安全運転で♪ Bedankt!
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サービス@Shops

早いものでもう7月です。
現地の学校は8月末までの長?い夏休みに入りました。
そして今日からサマーセールも始まりましたよ!

さてさて、昨日のベルギー人気質にも関連しますが・・・

ベルギーに住んでから思うことは、「買い物しやす?い♪」ということです。
どういうことかというと、お店に入り易いのです。

これは主にアントワープでの私の経験ですが、店員さんは大概みんな親切です。
入店しても自由に見させてくれますし、声のかけ方も自然で威圧感を感じません。何も買わずに出ても嫌な顔せずに"Bedankt, Tot ziens!"(ありがとう、さようなら?)と笑顔で挨拶してくれるんですよ?。
オランダ語が分からなくても英語ですんなり対応してくれるので、それも気が楽。
(※ブリュッセルでは経験がないので状況はよく分かりませんが・・・)
なんだか日本と似ているので、何か買うと決めてなくても気軽にお店を覗けますし、買い物した後の気分がいいのですよね?。

IMG_7103.jpg

日本から直接ベルギーに来ていたら、そんな風に思わずに、もしかしたら商売っ気がないなぁと思う方もいるかもしれませんね。
でも、私は「サービス砂漠」とも言われるドイツに居ましたからね?。2006年W杯をきっかけに良くなったと思いますが、お店では何度か嫌な思いをしたことがあります。

アジア人は小さくて幼く見えることもあって、特にブランドショップなどでは強面のマダムが

「何を探しているの??あなたに合うものは無いわよ?」

とは言わないけれど(笑)、そういう威圧感たっぷりなのです。
もちろん英語も通じないことが多いですしね、顔が笑ってないのですよ?。コワイ!
まぁ、実際に私に合うサイズも気に入るものも少ないということもあって、買い物はほとんどしませんでしたケド・・・。
じっくりウィンドウで見定めて、「よし!絶対買うぞ!」と思わないと入店できない雰囲気がありました。

同じく大国おフランスも似てる気がします。フランス語できないとちょっと辛い感じ。
そんなこと気にしなくてもいいでしょうが、結構小心者の私は怖気づいてしまって入れないんです。

そんな経験があるので、「ベルギーって買い物が楽しいわ?」と思っちゃいます。
アントワープは外国人も多いからかもしれませんが、1年半住んでみてお店で差別的な対応を受けたことは幸いまだありません。(どの国でも何かしらちょっとしたことはあるものですね)

おおらかというか、ニュートラルというか、冷たくもないけど踏みこんでも来ない距離間が私はちょうどいいなぁ?と感じています。(悪く言えばやる気に欠ける?(苦笑)

あ、これはあくまでもお店での対応について感じた個人的意見ですので、もちろん親切でないベルギー人も、すごく優しいドイツ人もいますので一概には言えませけれど・・。
でも、やっぱりベルギーでの買い物は精神的に楽だなぁ?と感じています。

そうそう、日本ではお客さんは無言でお店を出入りしますが、海外では「こんにちは」「ありがとう、さようなら」と笑顔で挨拶しましょう!これ、大事ですよね。

では、バーゲンへいざ出陣?!^^
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サッカーに見るベルギー人気質

昨日の日本VSパラグアイ戦、とっても残念だったけれど、いい試合でしたね。日本代表、頑張りました!

ベルギーは今回のW杯に出場していないので、全然盛り上がっておりませんが(^_^;)、ちゃんと全試合テレビでLIVE放映されてます。
私はフランダースのテレビ放送"SPORZA"で観てるのですが、中庭みたいなところでちょっと洒落たテントのようなスタジオから爽やかに淡々と放送しています。
20:30からの夜の試合では対戦する両国の一般サポーター達を何人か呼んでいて、とても平和的。ゲストは赤ワイン飲みながら観戦・解説ですから?!(←とっても「第三者」)

まぁ、司会者はゲストに合わせて蘭語・仏語・英語を自由に操っているのはさすがだなぁ?と思いますけれど。こういう雰囲気はドイツの番組ではありえません。^^(そういえば、オリカンが解説してますね?)

で、ベルギーのメディアはどんなこと書いてるのか気になったので探したのですけど、日本に関しては大した記事はありませんでした。日本、パラグライどちらが買っても歴史的、日本は大きな悲しみに・・・みたいな感じ。
(あ、でも本田選手や松井選手の評価高かったですよ。そうそう、GKの川島選手、ベルギー1部リーグからオファーがあったそうで。是非いらして?♪)

それよりも、昨日のベルギー人主審Frank De Bleeckere氏について
「120分という長い時間を冷静にやり遂げた。FIFAから好評価を得て更に南アフリカに残るよう指示された」と。そっちの方が大きな取り扱い?!
まぁ、誤審問題でゆれていますからね?。^^;

個人的な印象ですが、ベルギー人は元々あまり感情をあらわにして怒ったり、騒いだりしないのですよね。国内リーグもそれなりですが、隣国のサッカー熱と比べると盛り上がり方が全然違いますね。
だから、もしベルギーがW杯に出場していたとしてもあまり盛り上がってないのではないかなぁ?なんて思っちゃいます。

昨日の試合はこちらの16時開始でした。
夫は仕事ですが、みんなで会社のテレビで観たそうです。夫が帰宅してから

「じゃぁ、ベルギー人達と一緒に観たの?」と聞いたら

「まさか、日本人だけだよ。
 ベルギー人は4時には家に帰るからね

あ、そっか。わざわざ会社に残って観る必要もないのでした。
特にオフィスでも話題にならないらしいし・・・。<さみし?>
でも、もしドイツオフィスだったら、ドイツ人も一緒に応援してくれたような気がします。

というわけで、日本は敗退してしまいましたが、みなさんはどの国を応援しますか?
私は<個人的にはパラグアイのサンタクルスが好みですが、住んでて思い入れのあるドイツを応援しようと思ってます。(もちろんドイツのテレビ局を観ますよ?!)


日本の選手達、お疲れ様でした?!
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虹色に染まる街

いやぁ?、昨日のデンマーク戦は素晴らしい試合でしたね!
興奮冷めやらぬ今日、日本はサッカー一色、サムライ・ブルーに包まれていることでしょう。

こちらアントワープでは今、とあるイベントで盛り上がっているようです。

そして、街は虹色に染まっています。

IMG_6977.jpg

恥ずかしながらワタクシ、去年ベルギーに来て初めて「レインボーフラッグ」の意味を知りました。^^;

平和の象徴とも言われますが、俗に言うLesbian、Gay、Bisexual、Transgender(略してLGBT)の象徴として世界で広く認識されているのですね。

ベルギーに赴任する前、友人に質問されたことがありました。
「知り合いのGayカップルはバカンスになると必ずベルギーに行くのだけど、ベルギーには何かあるの?」

その時は何も知らなかったので「さぁ??ベルギーに行ったら調べてみるわ?」と言ったのですが、今ではその理由が分かります。

IMG_6978.jpg

ベルギーはオランダに次いで世界で2番目(2003年)に同性同士の婚姻を法律で認めている国なのです。更に2005年には、同性カップルの養子縁組も認めています。
まぁ、オランダは自由度が高いというか不思議な国なのでわかる気がするのですが、ベルギーは大半がカトリック教徒の比較的保守的な国だと思っていたので、これはちょっとした驚きでした。

法の施行から7年経っているベルギーでは、同性愛者は既に市民権を得ているように見えます。法で認めているわけですから、基本的に社会生活において差別されることは少ないようです。(というか差別してはいけない?)
町を歩いていれば同性カップルは普通に見かけますし、ブリュッセルのグラン・プリュス前での合同結婚式(たぶん)も偶然ですが見たことがあります。
そういえば、次期ベルギー首相になるかもしれないElio Di Rupo氏もGayであることを公言していますよね。

ただ実際にはいろんな意見の人がいると思いますし、EUの国々でも対応は異なります。一歩進んでいるベルギーでも、トランスジェンダーへの理解や権利についてはまだ充分じゃないみたいです。

そんなLGBTのコミュニティが尊厳と理解を求めて各国で行うのが、"Pride Parade"と呼ばれるイベント。
アントワープでは6月24日?26日まで、市内の各地で様々なイベントが行われています。どんな様子かはこちらを見ると想像できるかと・・・。→ Antwerp Pride

IMG_3128.jpg"t stad is van iedereen!" (=The city belongs to everyone)というように、アントワープ市協賛で行われているこのイベント。
様々な多様性を認めていることの表れでもあるのかな。
(ブリュッセルでも5月にあります)

宗教や倫理的に議論は尽きない難しい問題だと思いますが、違いや多様性を理解して認めようという意識や活動が活発だなぁ?と思うのがヨーロッパ。

日本ではなかなか表に出てこないので、いろんな意味でも勉強になります。


ちなみにこの週末はビール祭り(Bier Passie weekend)も開催中。

お天気も良さそうなので、虹色の町でベルギービールなんていうのはいかがでしょうか?^^

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フランダースを襲った津波

6月13日の日曜日、ベルギーのフランダース地域を津波が襲った、と報道されました。
津波の名前は"N-VA Tsunami"。

そう、地震による本当の津波じゃなくて、選挙のお話。

難しいことは分からないので、私が気になった事だけ簡単に触れたいと思います。

4月にBHV問題に端を発して解散、今回の総選挙となったわけですが、選挙前から色々問題になってました。
というのも、BHV地区のフラマン語圏の17の市町村が「選挙をボイコットする!」と表明したのです。まぁ、ここの選挙区の問題が解決しないまま選挙を行うのですから、反発は当然かなぁとも思うのですが。

で、結局は無事に選挙投票は行われたみたいです。ただ、Halle地区などでも選挙管理委員が規定数に満たなかったり、投票に行かなかった人も多かったようです。

去年の地方選挙の記事にも書きましたが、ベルギーでは投票が国民の義務になっています。怠った場合には罰金(とある記事によると€55)又は警告が与えられます。
今回の投票率、なんと89%。でも、約40万人がBlanco(白紙投票)又は棄権だったので、前回(2007年)の91%を下回っているそうです。<※フランダースだけの数字かもしれませんが・・・>
一番投票率が低かったのがBHV地区だったそうで、罰金を払ってでも(本当に払うのかな?)抗議の為に投票しなかった人がいるようですね。

そして結果ですが、フランダース政府の与党として長く引っ張ってきたCD&V(Herman van RompuyさんやLeterme前首相が所属)が大きく票を落として、歴史的な大勝利を収めた(とマスコミが言っている)のがN-VA。Nieuw-Vlaamse Alliantie(新フラマン同盟←訳し方は色々)です。

どれだけ圧勝したかというと・・・

1923818246.jpg

この黄色く塗られた部分がN-VAが勝った地域。フランダースのほとんどを占めています。歴史あるCD&Vのオレンジ色は西フランダースに少し残るのみ。
アントワープでは約3.3人に1人がN-VAに投票したという結果が出ています。

N-VAは2001年に分裂して誕生した新しい政党。
"Nu durven veranderen"(今こそ勇気をもって改革しよう!)というキーワードで、膠着した政治にうんざりしていた国民の支持を得たのかもしれません。アメリカも日本もイギリスも政権交代が相次いでますが、どこも『変化』に期待しているのでしょうねぇ。

今回も事前に優勢だと伝えられてはいましたが、ここまで圧勝するとは想像していなかったのかもしれません。なので、マスコミも「津波」とか「モンスター」とか表現してます。

このN-VAの党首がこの方、Bart De Wever氏。
2094725757.jpg
<写真:Belga>

存在感たっぷりの恰幅です。(^^;)
先日も外国メディア向けに英語とドイツ語でも記者会見開いてましたけど、ドイツ語も流暢で。(当然フランス語もですが)

この方が新しい首相になるのかと思ったら、そうでもないようです。
選挙はフランダースとワロンで分かれているので、N-VAはフランダースの最大政党だけれども、フランス語圏の選挙での勝者もいるわけですね。

それがSP(社会党)であり、党首のElio di Rupo氏。
1458215732.jpg
<写真:Belga>
いつも身につけている赤い蝶ネクタイがトレードマーク。
フランス語訛りだけどオランダ語もお話になる。意外にも理系出身だそうな。

これだけ圧勝しても定数に満たないので連立を組むわけですが、方向性が違うと思われるN-VAとSPを筆頭に主義主張の違う政党が集まるわけで、どう折り合いをつけていくのか難しいようですね。

フラマンの方が人口も多いので、必然的に蘭語の最大与党から首相が選ばれるのが伝統となってるようですが、Wever氏は固執していない様子。それどころか、フランス語圏から首相を出した方がお互いの信頼の為には良いと思っているようで、Rupo氏に首相の座を勧めています。
もしフランス語圏出身の首相が誕生するなら、それは70年代以来なんだとか。でも、他のフラマン政党からは反対されてるみたいです。
<以上、フラマンのニュースが元なのですが間違っていたらご指摘下さい>

どちらが次期ベルギー首相になるのかしら?
個人的には、蝶ネクタイって政治家に見えない・・・でもユニークかも?

選挙は終わったものの、これからがまだまだ難題がありそうなベルギーです。

今度は仲良くね?!
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言語が国を分断する?

現在日本を訪問中の初代EU大統領Herman van Rompuy氏。
彼がEU大統領に選ばれたことによってベルギーの首相が交代したものの、たった5カ月で早くも政権崩壊してしまいました?。

少し前、テレビのニュースでも「フランス語話者がなんちゃらかんちゃら?」と言っていたので、また蘭語と仏語で対立かしらん?・・・と思っていたらやっぱりそうだった!

内容は難しくて分からないのですが、やたらと目についた"Splits BHV"という言葉。
今回の政権崩壊の発端となったのも「BHV問題」だというけれど、「BHV問題とは何ぞや?」と疑問に思ったので調べてみました。過去の経緯などは省いて、現状をごく簡単にまとめてみます。

ベルギーの政治システムは複雑です。言語による違いと地域による違いがあるのですが、よく知らないという方はまずこちらをどうぞ。→ 言語境界線選挙に関する記事

さて、問題になっているBHVとは、Brussel-Halle-Vilvoordeという各地域の名前を冠した選挙区・裁判区のことです。

ベルギーは10の州があるのですが、言語境界線(左下)を見ると分かる通り、ブリュッセルはVlaams-Brabant(フラームス・ブラバント)州という蘭語圏であるフランダース地域に位置しながら、蘭語と仏語という二カ国語を公用語とする特別な地域なわけですね。

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ベルギーの選挙区はそれぞれの州と重なっているのですが、唯一例外なのがこのVlaams-Brabant州。この州では更に「Leuven地区」と「BHV地区」という2つの選挙区に分かれています。
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どうやら一番の問題は、HalleーVilvoordeという蘭語地域と2カ国語都市であるブリュッセルが一緒になっていることにあるようです。ブリュッセルと同じ選挙区になっているということは、ブリュッセルに拠点を持つフランス語話者が立候補すると、蘭語圏のHV地区での票集めができることになります。
本来は(ブリュッセルを除いて)フランス語話者はワロン地域、蘭語話者はフランダース地域という原則がこの地域では崩れてしまうことになるのですね。

フランダースの政治家達は、それは違憲であるので、BrusselとHalle-Vilvoordeを分離してBrusselは単独選挙区として、HVは他の州と同様に蘭語圏のLeuvenと一緒にせよ!(=Splits BHV)と言っているようです。

ブリュッセルはバイリンガル都市とはいえ、実際にはフランス語話者が多いのです。近年は蘭語を勉強せず、インテグレーションも受けないフランス語話者がブリュッセル周辺の蘭語地域にも広がっているそうなので、それを快く思っていないというのもあるかもしれません。

これに対してフランス語圏の政党はもちろん猛反発。この話し合いが上手く行かずに決裂してしまい、フラマンの政党が離脱、Leterme首相は「手に負えませ?ん」と辞職してしまったのが今回の顛末のようです。それにしても匙を投げるのが早くないかな?!
<フランダース系の情報がメインなので偏ってるかもしれません。間違っていたらご指摘下さい>

やっぱりHerman van Rompuy元首相は調整が上手かったのでしょうね。時々テレビで見かけた国会風景も、蘭語と仏語を巧みに操って笑いを誘ったりといい雰囲気だったように見えました。

同じようなことが2007年にもあったのでしたっけ。このBHV問題は長年解決しないままくすぶっていて、数年毎に表面化しているみたいですね。もちろん背景には経済的な事情なども含まれるのかもしれませんが、再びベルギー国内は揺れています。
また6月に総選挙となりそうですが、BHVはどうなるのかしらん? 次期首相は??

でも、多くのベルギー国民は分裂を望んでいないし、分裂を叫ぶ政治家とは温度差があると聞いたことがあります。こういう内輪の揉め事よりも経済を何とかしてほしいと思っているようなのです。

多言語国家も大変ですねぇ
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営業時間

専業主婦で郊外に住んでいると、夜にアントワープの町(中心街)へ行くことは滅多にありません。買い物等の用事は昼間に済んでしまうし、友人と会うのもせいぜい夕方まで。あとは夕飯の支度もあるので夕方からは自宅にいるというのがいつものパターン。

なので、昼間お仕事をしている友人と夜ご飯を食べる約束をした時などは、夕方から出かけるのでちょっと新鮮。^^

先日も夜の7時に待ち合わせだったので、ちょっと町をプラプラしようと思って少し早めに出かけました。
そして改めて気づいたこと。それは、

ベルギーのお店は閉まるのが早い。

6時半ちょっと過ぎにアントワープの目抜き通りMeirを歩いてビックリ!全てのお店はシャッターが下りていて歩いている人もまばら。
アントワープはベルギー第二の都市だし、この通りにも大型チェーン店を含め買い物するお店はたくさんあります。ベルギーで「一応」デパートと言われている"INNO"もある。でも、そういうお店も全て6時半には閉店してしまうのでした。
(※スーパーは20時or21時まで営業してます)

閉店法にうるさいドイツでも今ではデパートや大型店は夜8時までやっているので、なんとなくベルギーも8時までオープンしているものと思っていましたが、違うのね?。

こちらは旧市街の中心部、ヒルトンホテル隣の小さなショッピングセンターGrand Bazar。金曜日の6時40分でこの状態。ホントに誰もいなくてシ?ンとしてました。^^;
IMG_5529.jpg

6時半閉店ということは、その時間までお客さんの為に開けているのではなく、従業員が帰る時間なのですね?。だから、閉店30分位前から少しずつ片づけ始めるお店が多いのですよ。もちろんお店や店員さんによりますが、日本のように「最後の一人まで」という意識はないと思います。どちらかというとお客よりもお店主導。^^;
お昼休みを取るお店もあるので、「休んでばっかり」という印象がなくもないですが・・・

昼間時間のある主婦には問題ないですが、働いている人は仕事帰りに買い物をする時間があまりないのでちょっと不便かもしれませんね。営業時間の延長を求める声もあるようですが、それよりも働き方や長年の生活スタイルをまだ重視しているということなのでしょうか。
まぁ、ベルギー人だったら4時か5時には終業しちゃうから問題ないのかしらん?

結局この日は、少し早く出かけたけれど時間をつぶす場所もなく、じっと待つだけになりました…^^;
家に帰って夫に話したら、こんな一言。

「ふーん、でも日本でも田舎はそんなもんだよ」

ふむ、そうかもね。実家近くの地元のおじちゃん、おばちゃんがやっている商店街も夕方早めに閉まるし日曜日営業していないところもあったかな。そういえば。
アントワープってやっぱり田舎なんだなぁと思う瞬間でもありました。(←いい意味ですよ?)

そんなアントワープも好き♪
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直して下さい

土曜日の夜、Musikmesseからの帰り道で気が付いたのですが、最近ベルギーの高速の灯りが(ジャンクションなどを除いて)すっかり消えているではないですか!
夜間明るいのだけが取り柄のベルギー高速から灯りがなくなっちゃうなんて、路面が悪いのが見えなくてちょっと危ないのでは??

この冬の異常な寒さで路面が穴だらけになってしまったベルギー高速ですが、それに関して気になる数字が・・・。

この路面の悪さによる車などの損害請求が、今年の1?2カ月だけで何と569件もあったそうです。ちなみに昨年度は1年間で853件だったので、いかに悪路だったかがうかがえると思います。
これはフランダース地方だけの数字なので、ワロンの方も入れたらもっと増えますよね。

フランダース政府は損害賠償として既に約30万ユーロ(約4千万円)を支払ったそうですよ。道路の状況が悪くて損害賠償ってあまり聞いたことがないのですが、請求できるんですね?。国の大きさを考えればかなりの数字なのではないでしょうか。

そもそも毎年こんなにクレームを受けているのなら、道路の造り方の根本的な対策をしないと税金の無駄使いではないかしらん・・・と素人ながら思ってしまいます。

ベルギーの道を運転するたびにと疑問に思う事が多いんです。夫の会社でも、日本人同士のお昼の話題は専らベルギーの訳のわからない工事や道路の構造のことだそうです。

でこぼこ道路も直してほしいですが、我が家の雨漏り水漏れも早く直してほしいところです。あれからもうじき1カ月になりますが、未だに直ってないんですよ?!
あの後一度、壁を壊しに来たおじさんを見かけたので、捕まえていつ修理に来てくれるのか聞いたんですが

「たぶん、来週」

そう言ったものの2週間音沙汰なしですよっ!
私が外出して留守だったとしても、何のために電話番号とメールアドレスを教えたのか・・・。アポ取る為でしょっ!

そろそろオーナー(大家さん)を通して圧力かけてもらった方がいいですね。

こういうのが続くとたまに疲れます・・・^^;
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列車事故について

世界的にニュースで報道されているのでご存じかと思いますが、昨日ブリュッセル近郊の町で列車同士が衝突するという事故がありました。

事故が起こったのは朝の8時半頃。
時間的に日本では夕方?夜のニュース速報でも流れたのでしょう、ベルギーに居ながら日本の家族からの連絡で初めて知りました!
ご心配して下さった皆様、私の周りの知人達も無事なようですのでご安心ください。

慌ててテレビをつけたら、正面衝突した無残な列車と雪の舞い散る中での救出作業の模様が映し出されていました。
報道によると、今現在で18名死亡、150人以上が負傷しそのうち11人が重症とのこと。昨夜は救出作業が途中で打ち切られ、今朝引き続き現場の調査が行われています。

「片方の列車が赤信号を見落とした?」「雪で視界が悪かった?」などと報道されていますが、ハッキリした原因はまだ正式に発表されていません。

「未然に防げた事故ではないのか?」

そういう声も聞こえ始めています。

実はベルギーでは2001年にも、Pecrotという町で赤信号の見落としによる列車の衝突事故(8名死亡)が起きているんですね。この時はフラマン語とフランス語での意思の疎通がうまく行かなかったことも原因だともいわれているようですが、今回はそれを上回るベルギー鉄道史上最悪の事故となってしまいました。

2001年の事故以来、ベルギー国鉄では安全装置や自動制御システムを順次搭載し始めましたが、その数は9年経った今でもまだ半分に満たないそうです。確かに、今回の事故現場の写真を見ると、一方は自動制御システムを搭載した新型の列車でしたが、もう片方はこのシステムが搭載されていない古い車両でした。

「人為的なミスではないのか?」

鉄道会社の労働組合や匿名の運転士の話しでは、近年効率化やサービス向上の為に、運転士への仕事の重圧は日々増しているといいます。時には10時間以上も操縦席で勤務する人もいるということで(ベルギー国鉄は否定していますが)、こうした勤務体制や日々のストレスが運転士の注意散漫につながると指摘しています。

この報道を見て、2005年に起きた福知山線の大惨事を思い起こさずにはいられませんでした。古い車両、安全装置、勤務体制、運転士の教育、時間へのプレッシャー・・・。あの時も様々な直接的、間接的要因が語られましたよね。

今回の惨事の原因も、もしかしたら単純な信号見落としで片付くものではないかもしれません。これから通信記録の回収や聞き込みなどの調査が行われる為、ハッキリした原因究明と責任の所在についてはまだ時間がかかるみたいです。

昨日の事故のショックから、今朝はワロン地方の全車庫とルーベンの車庫では運転士がストライキを行っており、列車のダイヤは混乱しているようです。
もし今週がバカンスでなかったら、もっと大勢の通勤客・通学客が巻き込まれていたかもしれません。

最近、アムステルダムやパリを結ぶ高速電車タリスも更に時間が短縮されて便利になりました。ただ、効率や便利さを優先するあまり、安全性が疎かにならないようにと願うばかりです。

犠牲者の方々のご冥福と、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします。

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じっと待つ人々

今朝も雪がちらついていたけれど、今日は道路は比較的問題なかったようですね。

それにしても、一冬で何度も雪が降るなんて珍しい。アントワープ市では道路に撒く塩がもう底をついてしまったそうですよ。もしかしたら、この冬一番売れたのは塩とウィンタータイヤかもしれませんね。(笑)
IMG_1354.jpg

夫を見送って、さぁ学校へ行こうと出かけようとした時にクラスメートからメールが。

『今朝は○番のバスは運行してないの知ってる? 学校に行けないかも』

エッ?!・・と思ってDe LijnのHPを見たら、私が住んでいる地域を含めて『アントワープ北部では今現在バスは運行していません』と書いてある!ノーマルタイヤの車で出ていくわけにもいかず、結局休んでしまいました。

友達が教えてくれたからよかったのですが、知らなければ氷点下の中ずーっとバスを待つはめに・・・
こういう情報はニュースやラジオ、ネットなどで自分で収集しないと分からないのですが、それを知っていてか知らずにか、何人もの人達が寒空の下、来ることのないバスをず???っと待ってました。(途中から運行開始されましたが、それでも30-60分待ち)

ベルギーで暮らしてみて思うのは、ここの人達は待つことに寛大だということ。忍耐強いというのではなく、「慣れている」と言った方がいいのかもしれません。
例えば昨日の大渋滞や今日のバス待ちでも、イライラしたり怒っているのを見たことがありません。

「まぁ、仕方ないよ・・・」
「ベルギーではよくあることだからね・・・」
「(郵便も)そのうち届くだろうからもうちょっと待ってみようよ」

等など。
まったく?とは思っているのでしょうが、表情は穏やかで「文句を言っても仕方が無い」と諦めているみたいなんです。この辺の感覚は日本人には分からないところですね。

確かに、いつもいい加減だとそれに慣れてしまって、期待もしなくなるから失望も少ない。逆に日本は何事も分刻みで正確なのが当たり前なので、ちょっとの遅れでもイライラ・カリカリしちゃうのでしょうね。こちらでは5分程度なら「遅れ」に入らないんですよね。

でも待つのが平気ということは、待たせるのもあまり気にしていないということ。
なので、ベルギーではどんなに混んでいるレジでもお客さん一人一人が後ろを気にせずマイペースだし、レジ係もゆったり。それを列に並んでイライラせずにじーっと待つ。^^

私もこのペースにいつの間にか慣れてきてしまったのでしょうね、この間ドイツのドラッグストアで買い物したら、レジ係がとても素早くてちょっとビックリしちゃいました。以前日本からドイツへ行った時は「おしゃべりしてるし、ゆっくりだなぁ?」と思っていたのですが、ベルギーと比べたら断然早かったです。(笑)

日本人としては、ベルギー人のちょっといい加減な所は困ったなぁ?と思うこともあるのですが、こういう人達ってある意味ストレスが少ないのかもしれません。
そういう点では、ベルギー人の大らかさは見習いたいなぁ?と思います。

今日も読んで下さりありがとうございます♪
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ベルギーの高速道路で思う

ベルギーの道路の悪さについては時々触れてきましたが、ここのところ特に酷いなぁ?と思うようになりました。

高速道路に穴があいているのは今までも見かけてきたことなんですが、その穴の数と大きさが半端じゃないんです!
今年に入ってから目立つなぁと思ったら、ニュースにもなってました。

どうやら、何十年ぶりの大雪と凍結の影響で路面がボロボロになってしまったらしいんです。

え? 雪や凍結が原因で高速道路に穴があくの???

たぶん多くの方はそう疑問に思いますよね。

でも、ベルギーではそうなんです!
同じくこの冬大雪に見舞われたオランダやドイツのアウトバーンではそんなことはありません。

・・ということは、やっぱりベルギーの道路を作っているコンクリートと技術に問題があるんじゃないかと思うんです。ちらっと聞いた話ですが、ベルギーでは未だに昔の工法のままで、長距離区間を均一にキレイにコンクリートで固めることができないのだとか。確かに、数十メートル毎に区切りがあって、ガタンガタンという場所も多いかも。

で、空いた穴をどうするのかといえば、そこに新しいコンクリートを流し込んで終わり。それがまた平にならずにボコボコしていたりするんですよね?。この修復の為に高速道路は一車線になり大渋滞。
どうして道路建設の技術を学んだり改善しないのかなぁ?と不思議に思ってしまいます。

でもその反面、ベルギーの高速道路には街灯がついているのでとても明るい。
IMG_5293.jpg

その数は「ちょっと間引いてもいいんじゃない?」と思う位で、ヨーロッパで一番明るい高速道路と言われています。最近はエコを意識してか、半分位電気が消えてますが、それでも夜の高速を運転する時にはとても見やすくて運転しやすいです。

逆にドイツは路面は素晴らしいけれど街灯は無いので真っ暗で、ヘッドライトを頼りに走ります。
日本人としてはハイビームにしたいくらいですけど、森の民族ドイツ人にはちょうどいいみたいですね。知人のドイツ人は夜の雨のアウトバーンでも200km/hで走っちゃうんですもん。

日本人の友人達との共通の意見はただ一つ。

街灯は半分に減らしていいから、道路のクオリテイーをあげて欲しい!(笑)

高速道路も国によってそれぞれです。

Dank u wel!
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Mr. European President

先月、オランダ語の授業でベルギーに関するクイズがありました。

Q)ベルギーの首相はだぁ?れ?

A)・・・知りません あせ

そもそも議会が6つもあって"Premier"の付く人が何人かいるベルギー。フランダース政府の首相はしょっちゅう見るけど、ベルギーの首相ってどの人だろう?・・・と思ったら、先生が

「ほら、シリアスな顔つきで頭の半分禿げた人よ、見たことない?」

そういえば、最近よく見かけるなぁ?と思っていたら、EUの初代大統領候補として有力視されているということで、連日メディアに登場してました。

Herman van Rompuy(ヘルマン ヴァン ロンパイ)氏。 
※ベルギー人の名前は難しく、カタカナにできない発音なのですが一般的な発音に近い表記にしておきます。
vanrompuy.jpg

12月1日に発効されるEUの新条約(リスボン条約)の為に、今日(11月19日)、EU初の大統領が選任されました。それが、このHerman van Rompuyベルギー首相です。
直前まで混戦状態で、20日にずれ込むかと見られていましたが、意外とすんなり決まったみたいです。

ガッカリしたのはイギリス。イギリス国旗
ブレア元首相を大統領にしたかったイギリスのメディアは、Van Rompuy氏に批判的な記事を書いてました。ベルギーの首相としてまだ1年足らずで何ができるのか、カリスマ性が無い、ベルギー人に統制されるなんて・・・・等など。

イギリスって結局ポンドを捨てられずにいるし、シェンゲン協定にも加盟していなくて、「我々はヨーロッパではなく大英帝国なのだー!」という態度に見えるのですが、EUとしてまとまろうとしているこういう時に主導権を握りたがるのはどうかなぁ?なんてことも思ったり・・・。(あくまで個人的な感想です)
あ、でも外交・安全保障上級議員には英国人のCatherine Ashton女史が選ばれましたね。こういう要職に女性が就任するところは、進んでいるなぁと思います。

まぁ、確かにベルギーという国自体も存在感が薄いというか、よく知られていないのは事実かもしれません。私もVan Rompuy氏の事は何も知りませんでした。(^_^;)
去年、アルベール国王に依頼されて混乱したベルギーの首相をしぶしぶ引き受けたそうですが、バラバラの5連立(だったかな?)の内閣を上手くまとめて軌道に乗せた方のようです。
その冷静さ、調整力に加えて語学力などもドイツやフランス、他の小国からも支持されているみたいですね。

しかもVan Rompuy氏、詩や俳句を嗜むというではないですか!まぁ?、素敵!アップロードファイル
"Haiku Herman"(俳句のヘルマン)とも書かれてましたが、実際に彼のHPには自作の俳句が載っています。(オランダ語の俳句ですけど)

このニュースにベルギー国内はちょっと沸き立っています。でも、喜んでいいのかどうか、複雑な心境のようです。
・・・というのも、「次のベルギー首相は誰がやるの?」という重要な問題があるんです。候補者がなかなかいないらしいんです。Van Rompuy氏のEU大統領就任によって、せっかくまとまりつつあったベルギーにとっては、大事な人を失うことになっちゃったみたいですね。

誰もなり手がいない、誰がやっても・・・・という雰囲気は、今の日本と似てるかもしれません。

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Miss Homeless

先日、首都ブリュッセルで奇想天外なコンテストが行われました。

その名も「ミス・ホームレス・コンテスト」びっくり

・・・日本ではちょっと考えられないコンテストですよね。

このコンテストの企画者によると、人々にホームレス問題に目を向けてもらうこと、そして更には出場者であるホームレスの女性達が自信を持てるように後押しすること、が目的だと言っています。

最終選考に残った10名のホームレス女性達は、黒いドレスのような服を着てお化粧もきちんとしていると、ホームレスとは思えない変わり様。
選考に当たっては、困難を克服する意志、内面の美しさと強さ、コンテストへの意気込み、経歴や協調性などが審査されたそうです。驚いたのは、20代と見られる若い人もいたことです。

記念すべき?第1回目の優勝者は、ブリュッセルのSchaarbeek地区出身の58歳の女性です。(←でも、ホームレスだから家はないんですよね。日本だったら『住所不定』?)
優勝した彼女には、「1年間家賃無料の住居」がプレゼント。家

このコンテストがニュースに取り上げられたことによって、ホームレス問題に対して少しは意識が向くかもしれませんが、もちろんこれで何かが解決するわけではありません。
ただ、厳しい現実を前にしても、参加した女性達がこのコンテストをきっかけに希望を持ち、強く前向きに生きることができればいいな・・・と思いました。
コンテストについてはオランダ語の記事ですが、写真が載っているのでリンクを貼っておきます。→こちら

この"Miss Homeless"は女性が対象だけれど、男性ホームレスのことはどうなの?・・・と思われた方、"Homeless World Cup"というのがあるのをご存じですか?
各国からホームレスのサッカーチーム絵文字名を入力してくださいが集まって世界一を決めるというものです。今年は9月にミラノで開催され、ウクライナが優勝したようです。
ベルギーのテレビでたまたま見かけて「こんなワールドカップがあるのかぁ?」と思ったのですが、なんと日本からも出場していたんですね!
でも日本ではなかなか支援金が集まらず、今回は久々の出場だったとのことです。

ベルギーでは貧困などの弱者を手助けする団体も多く、社会福祉も手厚い印象を受けます。ただそれはちょっと偏っていてバランスが悪い、という話を聞いたことがあります。
例えば難民に対して。
許可が下りないまま十数年も「難民センター」という結構立派な施設で雨風をしのぎ、食事にも困ることがなく過ごし、そして子供たちは学校に無料で通っている、という難民が結構多いのだそうです。
(難民、移民についてはまだ勉強不足ですのでまたいつか・・・)

その一方で、様々な理由で職や家を失いホームレスになってしまった人々。
施設に入れる人々と、そうでない人との対比を見る時、その救済措置についてふと考えてしまうのでした・・・。jumee☆faceA195b

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選ばれし人々

2009年のノーベル平和賞がバラク・オバマ大統領に授与されることが決まりましたね。
ニュースをざっと見ると

『国際的な外交と諸国民の協力を強めることに対して並はずれた努力をした。特に『核なき世界』を目指すとする理念と取り組みを重視する』(asahi.comより抜粋)

というのが、その理由だそうです。

確かに、核兵器を作り出し、実際に使った唯一の国のリーダーが「核なき世界を目指す」と国際舞台で宣言したことは、とても意義のある大きいことだと思います。(たとえ政治的な思惑があったとしても・・・)
でも、ノーベル平和賞ってある程度の貢献や実績が認められて授与されるものだと思っていたので、オバマ大統領はまだ宣言しただけで成果は出してないんじゃないの?
・・・と、今回の受賞にはちょっと驚きました。
「実績」だけじゃなく「理念」でも認められるのですね。あとは実際に世界でどこまで核兵器が減らせるのか、平和を維持できるのか、注目されますね。

これについては色んな議論がありそうですが、今日の本題は別の人のことだったのです。こちらは、実際に多大な貢献をした実績のあるお方。
ここ1?2週間はテレビのニュースに出ない日は無いというくらい、今ベルギーで一番ホットな話題かもしれません?!

それは、ダミアン神父です。(ダミアン神父については以前の記事をご覧下さい)

IMG_4241.jpg10月11日(日)、バチカンにてローマ教皇ベネディクト16世によって正式に聖人に認定されます。

この日を前に、ダミアン神父が生まれたTremeloの村では、ダミアン神父像のお披露目があったり、モロカイ島での様子を再現した劇などが行われて、ベルギー国王ご夫妻も参加されています。

他にも、関係者がハワイのモロカイ島を訪れたり、そして日曜日の式典に出席するためにダミアン神父の子孫達多くの人がローマへ旅立ったようです。
こういう様子を見ていると、やはりダミアン神父はベルギー人にとってとても偉大な人物なんだなぁということが伝わってきます。
今後は"Pater Damiaan"(ダミアン神父)ではなく"Sint Damiaan"(聖ダミアン)と呼ばれることになるんですね。

ノーベル平和賞がもっと古くからあったら、ダミアン神父の功績は受賞に値するだろうな・・・なんて事もふと思いましたが、聖人に列せられること自体が普通ではない栄誉なのですよね。

日曜日、ベルギーではこのダミアン神父の話題でもちきりのことでしょう。

<追記>
IOC(国際オリンピック委員会)の会長にも、現会長であるベルギー人、Dr. Jacques Rogge が再任されました。

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不況の波

リーマン・ショックから早一年が経ちました。

アメリカの一証券会社の破綻から、世界中が金融危機に陥ってしまった。そしてそのことが、金融とは全く関係の無い遠く離れた日本の庶民の生活にまで影響するとは、世界経済の流れというものを半ば不思議な思いで見つめた一年でした。

日本やアメリカの一部では、少しずつ回復の兆しが見られるという報道もありますが、欧州はまだまだ先行き不透明なようです。

ベルギーの状況はというと、大手銀行には救済のための巨額な公的資金が投入され、国内の1月?8月の倒産件数は5,950件で前年の同時期と比べて約15%増だそうです。失業率は現在8%ですが、これからもっと増えると言われています。(在ベルギー大使館月報による)

特にフランダース地方の落ち込みが大きく、アントワープではダイヤモンドや車の輸出も大幅に減っています。
アントワープにはオペルの欧州では一番古い工場があり、この先どうなるのか分からない状況でした。つい先日、オペルの引き受け手Magnaは、アントワープ工場は徐々に生産を減らし、他の使い道を考えていることを発表しましたが、その「他の道」はハッキリしないままです。閉鎖となるか、一部残ったとしても従業員のリストラは必至ですしね・・・。

町を歩いていても「やっぱり不況の波は来てるのね?」と気がつくことがあります。
それは空き店舗の数が増えている、ということです。

「あれ、ここは雑貨屋さんだったのに・・・」「あれ、ここも!」・・・と、ほんの数か月見ないうちに、いつの間にか撤退してしまったお店の多いこと。
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マネキンだけが残されたブティック。  最終処分セールの後に閉店。

もちろん、去る者あれば来る者あり。
そのうちのいくつかは新しいお店に生まれ変わったところもあります。最近ではお気に入りのリネンのお店がブティックになってしまって残念!
逆に、アントワープデザイナーのブティックでも厳しいので閉める(もう閉めた?)というところもあるようです。

それでもやはり、"Te Huur"(貸します)の看板だらけのその傍では、新しいビルや家が建築中なのですよね・・・。

これからどんどん暗く寒くなる季節を迎えるにあたって、今日は何だか余計に暗くなってしまう内容でしたね(^_^;) 早く明るい兆しが見えるといいのですが・・・。

日本もいよいよ新内閣が発足して、色んな変化がありそうですね。
こちらも期待と不安の入り混じる幕開けですが、さて、どうなることでしょう。

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ベルジャン・カラー

ここのところすっかり秋めいてきました。
街のショーウィンドウは秋冬コレクションで飾られて、またまた買い物意欲がそそられてしまいます。^^
この土曜日、アントワープ市内の買い物通り"Meir"も賑わってました。そろそろブーツの季節ですしねブーツ、特に靴屋さんは混んでいましたよ。

ベルギーの人(特にアントワープだからかもしれませんが)はオシャレに敏感だな?と思います。不景気とはいっても、やっぱり季節が変わると新しいファッションはチェックせずにはいられないみたいですね。

これはベルギーに来てから思っていたことなのですが、ベルギーの人が好む色があるみたいなんですよ。別に統計を取ったわけではないので私の思い込みかもしれませんが、ウィンドウでも街でもよく見かけるその色とは・・

"Paars"(スミレ色、紫色)です。

IMG_4021.jpg  IMG_4133.jpg
婦人服でよく見かけますが、カバンだって一番目につく場所はこの色

紫といっても、ピンク色に近いものから青みがかったものまでいろいろです。
今年の流行色っていうわけではないと思うのです。去年の冬もこの夏もよく見かけましたし、私が習ったオランダ語の先生は2人ともパープルの服をよく着ていました。

IMG_4135.jpg紳士服だって"paars"。
こちらはどちらかというと渋めの紫だったり、青みがかったものが多いかもしれません。

黒やグレー、紺とも合うので、こういう差し色は男性でもいいですよね。

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こちらは子供服。
女の子のものはちょっと赤みが強くなるかな。

ベルギーの子供服って本当にカワイイんです!
買わなくてもショーウィンドウ見てるだけでも楽しい♪

お花屋さんでも紫の胡蝶蘭や薄ピンクのバラなど、シックな色が目立つような気がします。(これがドイツやオランダだとオレンジとか黄色など原色が多くなるんですよね?)

「ベルギー人は紫色が好きなのかな?」と思っていたら、Albert?国王も"Paars"を身につけていらしたのをテレビで発見!

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国王のパーソナルフラッグの色も赤紫なので、王家もお好きな色なのかしら・・・?

まぁ、それと一般の方の好みとは何の関係もないと思いますが、街を歩いているとスミレ色の服やスカーフ、タイツやカバンなど、パッと一目で10人は見つけられるんじゃないかと思います。

勝手な判断ですが、私の中では『ベルギー=スミレ色』となっています。^^

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レジ係@スーパーマーケット

先週テレビのニュースを観ていてたら、日本のとあるコンテストの様子が放送されていました。

その名も『チェッカーフェスティバル』 きらきら

オール日本スーパーマーケット協会(AJS)という団体が主催している、優秀チェッカー(レジ係)を選ぶコンテストです。
世界にニュース配信されたそうなので、ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
このコンテスト、AJSによれば『「基本的な技術」の体得をベースに、臨機応変な接客ができるかという「応用力」や、笑顔や温かさといった「好感」がもてるかどうかなど、普段の業務から培った接客力を披露する』ものだそうです。昨年からこのコンテストを目指して頑張り、「夢がかなった」と言って涙ぐむ優勝者の方を見て、なんとも平和で微笑ましい、日本て素晴らしい?と感動してしまいました^^。ぱちぱち

こういうお客に対するサービスは日本が世界一だと思うので、それを当たり前の基準としていると外国ではショックを受けることが多々あります。

初めてヨーロッパに来た家族や友人をスーパーに連れていくと、まず驚くのは「レジ係が座っている」ということです。
・・・というか、日本以外でレジ係が立って接客している国はあるのかな?

長い列を作ってお客が待っていても他のレジを開けない、お客さんとの世間話、並んでいても突然目の前で閉められ「他へ行って!」と言う、お釣りを間違える、お釣りが違うと言うと「本当に払ったの?」とお客を疑う、そして最後は取ってつけたような「よい一日を」。もちろん笑顔はなし・・・。ドイツでは色々経験しました、ハイ。泣く

ベルギーのスーパーでもゆっくり作業に長い列、お客さんとのおしゃべりはやはり同じで、日本以外の国ではそんなものだと思っているのでガッカリもイライラもしませんが、(今のところ)特に嫌な思いもしたことがなく何だか気分が楽なのです。なぜかな?と考えてみると、一つ確実に違うところがありました。
それは、え・が・お!キラ

うちの近所のスーパーDelhaizeでは、レジ係がみんな穏やかなのです。
にっこり笑顔で"Prettig weekend!"(よい週末を!)。「ご来店ありがとうございました」とまで言ってくれる時もあるのです!

一度、割引商品なのに金額が引かれていなかったので勇気を出して言ってみたら(←セコイ(^_^;))、"Sorry"と謝ってすぐに返金してくれましたし、お魚や苺のパックなどは丁寧に小さなナイロン袋にいれてくれる人もいます。(動作はゆっくりだけど)

先日、卵を買った時に、いつも中身が割れていないかチェックしてから買うのですが、私でも気がつかなかった小さなひび割れをレジ係が見つけて、「これ、他のものと替えますか?」と言って、面倒臭そうな顔一つせず、新しいものを持ってきてくれたのです。これには感動?!顔(きらきら)

もちろん、日本のように統一された社員教育はたぶん無いと思うので、店舗や人によって接客のレベルが違います。親切でないベルギー人もいるし、笑顔で優しいドイツ人もいますので一概には言えませんが、私の印象ではベルギーの人は威圧感が無くて表情が穏やかです。

外国で暮らしていると、その年月や語学力に関わらず、自分でも気付かないうちに緊張したり小さなストレスをためているものですよね。
買い物は日々のことなので、こういう笑顔や温かさに触れると、とても救われる思いがするのです。

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交通ルールは・・・

問)赤信号の横断歩道。左右から車は来ません。あなたなら渡る?渡らない?

答)日本人⇒渡る人と青信号になるまで待つ人、半々くらい
  ドイツ人⇒青信号になるまで待つ
  ベルギー人⇒渡る

・・・というのが私の見た印象です。^^

ドイツ人は本当にルールに従順です。時々ドイツの町にいくと、車の来ない赤信号でも信号が青になるまで渡らずに待っている人がほとんどです。

所変わってベルギー。
赤信号でも車が来なければまず渡ります。横断歩道の無い場所でも渡ってしまう。
車だって、交通標識があっても警察がいなければ無視しちゃう・・・ということも、(大抵の人は守っているけれど)時々見かける光景です。

ベルギーではいつもあちこちで道路工事をしていて、そのせいで迂回路に誘導されたり(この誘導がまたいい加減だったりするのですが)、進路方向の標識がある日突然変わったりするので、分かりにくいし行きたい方向へ行かせてもらえないことも理由の一つかと思います。

たとえば、我が家の周辺だけでもこの数か月の間に何か所かの標識が変わっています。
左折禁止一つは脇道から本道へ合流する際、渋滞するからか危険だからか、突然『左折禁止』の標識が立ちました。でも、その標識を無視して左折してしまう車が後を絶ちませんでした。(^_^;)

そしたら2ヶ月位経って、いつの間にかその標識は撤去されて左折可能になっていたのです!ねこ

あまりにみんなが守らないからか、左折できないと不便だと苦情があったからか分かりませんが、じゃぁ、あれは何の為だったんだろうひよこ@はてなって、今でも不思議に思います。

もうひとつ、我が家の裏道は去年まで左から右への一方通行矢印でした。それが今年に入ってから急に右から左への一方通行←に変わったのです。
もちろん、それに伴って左側入り口には「進入禁止」標識(車両進入禁止)の標識がたてられているのですが、以前からの習慣で変わったことに気がつかないのか、知ってても誰も見ていないからか、逆走してくる車と何台もすれ違います・・・むぅ・・・

そしてヨーロッパでよくあるラウンドアバウト(信号の無いサークル状の交差点).。

roundabout大抵の国ではロータリーに先に入ってる車に優先権があり、ベルギーも現在ではそうです。
ところが、数年前まではとにかく「右優先」だったために、「右から進入してくる車が優先」であり、交差点を先に走っている車は入ってくる車を待たなければならなかったそうです。
(フランスは今でもそうらしいですが、本当でしょうか)

こうしてルールもよく変わるベルギーでは、今でもたま?に古いルールのまま運転している人もいるので、こちらも十分気をつけなければなりません。
以前、このロータリーで衝突事故があった時、お年を召したドライバーの方が「私が教わった時には入るほうが優先だったんだ!」と主張した、という話を聞きましたが、そういうことも当然起こりますよね?。

知り合いのドイツ人もベルギー人の運転の仕方はひどい、と言っていたことがありましたが、それもそのはず、昔は教習所で訓練することなく免許が発行されたようですし、その後も筆記試験のみで実地試験がなかった時代もあるそうです。今ではちゃんと路上教習もありますが、それでも比較的簡単に免許が取れてしまうらしいのです。
最近は飲酒運転は厳しくなりましたが、数年前まではベルギーでは飲酒運転はOKでしたし、結構いい加減だったんですよね?。

ルールを守って運転が上手なドイツに住んでいたこともあって、ベルギーはあまり運転上手ではないなぁという印象です。街で見かける車も凹んでたり、傷が付いてる車も少なくありませんし・・。
ヨーロッパでは南へ行くほどこういう傾向が強いようですが、ベルギーもやはり"ラテン的な"ところがかなりあるなぁ?と思うのです。

ベルギーの交通ルールはよく変わり、そしてあまり気にしない?・・・・ようです。(^_^;)

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国際郵便事情

postde Post 郵便局

・・・というと、どこの国でもそれなりに問題やトラブルなどエピソードがあるものだと思います。

ヨーロッパの中では「しっかりしている」と言われているドイツの郵便局(Deutsche Post)でも、在独日本人からの評判はあまりよくなかったと思います。(幸い私たちは何のトラブルもなかったので悪い印象は持っていませんが)

そしてベルギーの郵便事情ですが・・・

先月、日本に居る家族が荷物を送ってくれました。国際郵便EMSで送ったというので、ゆうちょのHPでかかる日数を調べてみたら約5日で届くとなっています。
6月1日に出したということなので、まぁ1週間位かなと思って待っていましたがなかなか届きません。
EMSは番号で追跡調査ができるので、調べてみると・・・

6/1 日本の局にて引受
6/2 日本より発送
6/3 ベルギー着、通関
6/10 Brusselより発送
6/12 配達

同じ頃に注文したDVDもまだ届かず、こちらもEMSなので調べてみると・・・

6/5 引き取り
6/6 日本より発送
6/8 Brussel到着
6/10 通関
6/17 Brusselより発送
6/18 配達

どちらのケースも、日本で引き受けてからベルギーまで3日で届いています。問題はその後。
ブリュッセルの国際郵便局で1週間も配達されるのを待っていたことになります。
う?ん、いくらたくさんの国際郵便が集まるからって、ずいぶん遅くないですか?

ゆうちょHPのEMSの案内に「優先的に、スピィーディーにお届けします」とあるのが虚しい。
ハイ、日本を出たところまでは確かにスピーディーでした。でも、その後引き受ける国の事情によっては優先権もスピードも求められないようですよ・・・。こういうのって、相互の国で同じレベルで扱ってもらわなくては実現しないのですよね?苦笑

因みに、お隣ドイツから送ってもらった速達書類でさえ週末を除いて5日もかかっています。

そして待ちに待った配達ですが、たまたま留守にしていて受け取れませんでした。
翌日、不在通知を持って郵便局に取りに行くと、確認のために受取人の身分証明書が必要だとのこと。

「あの?、受取人は夫ですが、彼は仕事で取りに来れないのですが・・・」
と恐る恐る言ってみると、窓口のマダムはちょっと上目づかいに一瞬考えてから、

「今日はいいけれど、次回からは本人の身分証明書と委任状にサインをもらってきてね」
と言って、荷物を渡してくれました。

ラッキー!
こういうところはしっかりしている日本やドイツでは「ダメなものはダメ」と言われそうですが、ベルギーでは「言ってみたら意外とOKだった!」ということが、結構あるのです。

しっかりしているけど融通が利かないのと、いい加減だけど柔軟さがあるのと、どちらがいいのか分かりませんが^_^;、無事に届いたのでよしとしましょう。

EMSはちょっと高いけれど、追跡もできるし保険もついているので、心配な場合はやはり利用したほうがよさそうですね。そして、今度からは日本からの国際EXPRESS郵便は最低でも2週間はかかると思って気長に待つことにします。笑

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警察の聴取

「警察から留守電が入ってるんだけど、何か心当りある?」

・・・と、昨日夫から電話がありました。
警察?・・・えーっと、気づかないうちに駐車違反とか何かしたかなぁ・・・と(何故か車の事が最初に頭によぎったのですが^_^;)、ちょっと考えてから気がつきました。
2度目の滞在確認です。

ベルギーに来てすぐにIDカードを申請すると、まず警察が住居の確認に来ます。(その時の記事はこちら
あれから半年、そういえば、「6ヶ月後にもう一度来るよ」というようなことを言っていたのを思い出しました。

そして今朝、珍しく?約束通り8時ちょうどにやってきました。前回と同じ警察官です。
パスポートをチェックして、他に家族はいないか聞かれ、今回は家族写真の提出を求められたので結婚式の写真を見せました。
「一応、写真や家具をチェックすることになっているのでね。この6か月の間、何もなかったので問題ありません。Tot ziens!(さようなら)」

あっという間にハイ、お終い。
私たちは郊外の小さな町に住んでいるので警察や市役所の対応は早いですね。でも、アントワープ市の中心部ではそうではないようです。

アントワープ市内に住む友人は、この警察の住所確認のある日、いつまで経っても警官がやってこないので電話してみると、
「あぁ、彼は今バカンスでフランスにいるよ。だからまた来週電話して」
と言われたそうです。
ガーン!orz

こういう話、ベルギーではよく聞きます。個人の能力の差が大きすぎるのです。
いい担当者に当たればラッキーだし、悪い人に当たれば運がなかったと思って諦めるしかありません。
日本では考えられないような「えっ!?」と思うようなことが、時々あるのですよね・・・。

そもそもこの住居確認、事前にアポイントを取って、それなりに一緒に生活しているものがあれば問題なさそうなので、本当に必要なのかな?とちょっと疑問に思いました。
例え偽装結婚を見抜く為としても、どこかに抜け道があるような気がしてしまいます。

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言語境界線

先日ブリュッセルの記事でも書きましたが、ベルギーは北部でオランダ語(フラマン語)、南部がフランス語(ワロン語)、そしてドイツ国境に接する一部ではドイツ語、という3つの公用語があります。
そしてこの間には「言語境界線」というものがあるのです。

linguisticline

言語境界線には、国境と違って「ここからフランス語ですよ」というような案内はないのですが、車に乗っていると、あるとき突然言語が変わることによって、「あ、ここはフランス語圏(又はオランダ語圏)なんだな」と気づくのです。

ただ困るのは、地名まで変わってしまうところです。 Bruxelles/ Brussel、Brugge/Bruge、Leuven/Louvainなどは似ているので分かりやすいですが、オランダ語とフランス語の表記で全く違う地名になってしまう都市があるので、注意が必要です。

例えば以前ドライブに行ったフランス語圏のTournai(トゥルネー)。私たちが住んでいるオランダ語圏の高速道路で"Tournai"への表示を探しても見つかりません。なぜなら、オランダ語では"Doornik"(ドールニク)というからです。
あ、今、頭の中にハテナマークjumee☆whyRが浮かびましたか?

もう一つ例を。
これもフランス語圏の"Mons"(モンス)へ出かけたときのこと。Monsとはワロン語で「山」の意味ですが、オランダ語圏では同じく山を意味する"Bergen"(ベルヒェン)という呼び方です。
なので、オランダ語圏内の高速道路を走っている時の標識は"Bergen"、
IMG_2930.jpg

これがフランス語圏に入ると・・・"Mons"に変わるのです。
IMG_2933.jpg

そしてバイリンガル都市であるブリュッセルを通るときだけ二カ国語併記になります。
IMG_2931.jpg

当然、地名だけでなく出口の標識や工事の案内などについても言葉が変わるので、フランス語ができない私たちには全く意味が分からなくなります。もちろん、この逆(ワロン地方→フランダース地方)も然り。
国境を超えるならともかく、これが一つの国ですから不思議です。

今はカーナビがあるので迷わずに済んでいますが、一応両言語の言い方を覚えておかないとちょっと困ってしまうこともある、慣れない「境界線」です。

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選挙直前!

昨日から5年に一度の欧州議会選挙が各国で始まりました。
7日までに欧州27カ国で順次投票が行われます。有権者数は約3億7千というので、すごく大規模な選挙ですよね。でも、人々の関心はあまり高くないようです。

ベルギーでは同じ7日に地域・共同体議会の選挙が行われます。

stimmen
毎日のように各政党のチラシがポストに入っていて政策をアピール。

テレビでも熱い討論が繰り広げられていますが、内容が理解できないのでコメントは無しということで・・・^_^;

そもそも、ベルギーの政治の仕組みが複雑でよく分かりません。
国王がいる立憲君主制ですが、同じ言語を話す共同体(オランダ語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体)と地理的な概念による地域(フランダース、ワロン、ブリュッセル)という2つの異なる体制が共存(重複)する連邦国家なのです。

「言語共同体」とは主に文化や教育に関する権限を持ち、産業や公共事業、エネルギーといった経済的事項の権限は「地域」にあります。
そういえば、フランダースのどの州に行っても道路工事現場には必ず"Vlaamse Overheid "(フランダース政府・当局)と書かれた看板を目にするなぁと思っていたのですが、これが「フランダース地域」が統括・管理しているということなのですね。

これだけでも既にややこしいのに、更に政治信条や宗教、言語などの違いから様々な小さな政党があるので、より複雑になっています。
そのため一つの政党が過半数を取ることはほとんどないようで、現在も5つの政党から成る連立政権です。思想も言語もかなり違うのに、よくやっているなぁと思います。

主な政党はCD&V(キリスト教民主フランダース党)、Open-VLD(フランダース自由党)、Sp-a-SPIRIT(社会民主党)、Groen!(緑の党)、Vlaams Belang(フランダースの利益)など。
中でもVlaams Belangは極右政党で、「ワロンへの資金投入反対、トルコのEU加盟反対、移民の帰化反対・・・」などその主張はかなりハッキリしています。

もちろんこれは一部の政治家の思想なのですが、近年ヨーロッパ諸国ではこういう右派・極右政党が少しずつ議席数を伸ばしているのも事実。ブリュッセルではフランス語圏政党のポスターの上にVBのポスターを貼ったりと小競り合いなどもあるようです。

もう一つ驚いたのは、ベルギーでは投票の義務があって罰則(罰金)が科せられているということ。
なのでベルギーの投票率は欧州でも飛びぬけて高いようですが、実際にどれくらいの人が罰金を払っているのでしょうね・・・。(以前書いた罰金に関しての記事

私たちは傍観者ですが、ベルギーの今後がどうなるのかちょっと気になっています。
さて、7日はどのような結果になるでしょうか・・・?

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昼休み

ベルギーでは、お役所や銀行、郵便局などはお昼休みがあります。
郊外の町では薬局や個人商店などは昼休みの時間は閉めてしまうところもあります。
しかも、そのお昼休みが長いのです。

IMG_2772.jpg例えばこの郵便局、12時半?14時まで窓口はお休み。
銀行もATMは使えますが、12時半?14時まではお昼休みで窓口はクローズ。電気が消えて鍵がかかり、誰もいません。

ドイツではあまり気にしたことがないので、開いていたような・・・?

私の住む町の市役所は、12時から14時までなんと2時間も昼休み!
午後は4時までしか開いていないので、14時前から入口に人が並び始めます。

銀行はATMやインターネットバンキングで処理できるのでいいとしても、郵便局や薬局なんかは行ったのに閉まっていて、また出直さなければならないこともありました。がっくり
この短い営業時間に合わせて行動しなければならないので、会社勤めの人がお昼休みの時間に用を済ますこともできないですよね。
しかも、閉店10分前から片付け始めてしまうし・・・^_^;

先日発表された経済協力開発機構(OECD)の調査によると、加盟国の中で最も自由時間が多いのがベルギーだったそうです。
ドイツかな?と思っていたら、ベルギーより5分短い2位でした。
(ちなみに、この自由時間には食事や睡眠、入浴、家事は含まれていません)
日本は下から2番目で、睡眠時間も少ないようです。

こんなに休みと自由時間が多くて合理的に物事が進まない国でも、経済は(それなりに)まわっているのですよね。なので、日本人もあくせくせずに、ゆっくり休みながらでも十分先に進めるのでは?・・・と思うのです。
せめて週末はゆっくりお休みしましょう! ゴロゴロ

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Trilingual +αな人々

先日、あるレストランで隣の席に座っていた4人組みは楽しそうに英語でおしゃべり。
それがしばらくするとフランス語になったり、フラマン語(蘭語)になったり、そしてまた英語になったりするのです。

どうやら1人は英国人、もう一人はフランス人、あとの2人はベルギー人らしい。
フランス人と話すときにはフランス語、ベルギー人同士やお店の人とはフラマン語、4人全員で話すときには英語、と使い分けています。

jumee☆surprise11 さすが、ベルギー人です。

ベルギーではオランダ語(フラマン語)、フランス語(ワロン語)、ドイツ語の3つを公用語としていて、英語よりも先に小学校で学ぶことが義務になっているそうです。
オランダで話される蘭語、フランスで話される仏語ともちょっと違うところがあるので、それぞれを(方言ではなくて)別の言語ととらえてる人もいるみたいです。
そうすると、一体何カ国語話せることになるんでしょうね?
(因みにうちの夫は「広島弁、関西弁、標準語のトリリンガルだ」なんて言ってますが^_^;)

もちろん、ベルギー人がみんな数カ国語を上手に操るかと言うとそうでもありません。
特に南のワロン地方や、バイリンガルを謳っている首都ブリュッセルでさえ英語が通じないことが結構あります。
語学が堪能なフランダース地域の人の中には、歴史的背景からフランス語ならできる人、フランス語はできるけど話そうとしない人、などもいるようです。このあたりの複雑な事情はベルギー人でないとわからないですが・・・。

それでも他の国々と比べても多言語を上手に話すのは確かです。
英語はオランダ語やドイツ語と同じ言語体系なので上達が速いのも理解できますが、フランス語とオランダ語は全く違う。
彼らの脳はどうなっているのでしょう?jumee☆whyR 興味があります^^

ベルギーのテレビでは様々な言語の放送が見られますが、吹き替えではなく字幕付きで放送されています。なので、小さい頃から見聞きして自然に身についているのかもしれません。
あとは、こういう国なので仕事を得るには最低でも蘭・仏バイリンガル(+英語)でないといけないという事情もあるかもしれませんね・・・。

そして、彼らの頭の中には各言語のスイッチがあって、絶対に混ざることはないらしいのです。
フラマン語で話している時はフラマン語の思考、フランス語の時はフランス語的思考・・・。
う?ん、羨ましいかぎりです・・・

そういえば、日本語と英語のバイリンガルの人ほどカタカナ英語が混ざらない日本語を話す、と聞いたこともあります。

最近私はオランダ語に慣れるに従ってドイツ語を忘れつつあり、時々この2つが混ざってしまいます。(妙に似ているので・・・←言い訳 ^_^;)

あ?、私の頭の中にも完全に切り替えられる言語スイッチがあったらな?。もう遅いかな。

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ダミアン神父

ダミアン神父を知っていますか?

もしかしたら名前は聞いたことがあるかもしれませんね。
そういう私も「どこかで聞いたような・・・」という程度の記憶しかありませんでした。

3859328783.jpgダミアン神父は、「ベルギーの偉人」としてベルギーでは誰もが知っている人物です。
1840年、フランドル地方のTremeloで生まれたカトリック司祭です。

1986年に宣教の為にハワイを訪れていたダミアン神父は、モロカイ島で隔離されたままの状態であったハンセン病患者達に胸を痛め、単身で島へ渡って共に生活環境を整え、大勢の苦しみを癒した人でした。
そして自らもハンセン病を患って亡くなりました。
彼の遺体は長い間モロカイ島に埋葬されていましたが、1936年にアントワープで式が行われた後、現在は故郷近くのLeuvenにある聖アントニウス教会に眠っています。

今年の2月、バチカンのベネディクト16世ローマ教皇はダミアン神父を「聖人」として列聖することを発表しました。ベルギーのカトリック教会ではこの出来事を祝して、彼の栄光を称えるイベントが各教会で始まっているようです。

ダミアン神父のことを調べていたら、彼のハンセン病治療に当たったのは後藤昌直という日本人医師であったことを知りました。

この時代にも日本人とベルギー人の意外なつながりがあったのですね。
またひとつ、勉強になりました。

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罰金

やってしまいました、ベルギー初のスピード違反。
あ、ノロノロ運転の私じゃありませんよ、夫の車ですが・・・^_^;。

ドイツへ行く途中の高速道路でいつの間にか撮られていたのでしょう。罰金支払いの通知がきました。制限速度を7km/hオーバー、罰金27ユーロ也。
そうそう、ベルギーではカメラは進行方向を向いて設置されていて、前からではなく後方から撮られるのです。

ちょうど先週末、罰金に関するニュースを読んだばかりでした。
連邦司法局の報告によると、2007年度は100 Million Euro(約130億円)もの罰金が未払いになっているとのこと。ベルギーではなんと10人に7人が罰金を支払っていないという実態が!

駐車違反、スピード違反、無賃乗車・・・など色々な罰金がありますが、ベルギーでは未払いの罰金について1?2回は督促状を送るものの、その後の法的手段は何もないので未払いを増加させているのではないかということです。当局は徴収を強化するべき・・・と言っていますが、誰がどのようにやるのでしょうねぇ・・・。

こういうところはドイツとは大違いです。
以前ドイツに赴任したばかりの頃、電話かケーブルTVか何かの請求書だったと思いますが、ドイツ語も分からなかったので口座引き落としの通知かと思ってしばらく放っておいたことがありました。そしたら2度、3度と手紙が来る度に追徴金が科せられてどんどん高くなっていくではありませんか!
結局、振り込まなくてはいけないものだと分かって慌てて振込ました^_^;。

別の方の話では、解約したはずの電話料金が日本に帰国後も請求され、拒否しても弁護士まで使って住所を調べてしつこく請求してくる、なんてことも聞いたことがあります。
徹底的に追いかける?ドイツと、無視していれば免れる?ベルギー。
お隣の国でもかなり違いますね。

ベルギーでは罰金は払わなくてもよい?
・・・なんてニュースを聞きましたが、もちろん良心に従ってきちんと罰金はお支払しました。(*^_^*)

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