ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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老舗のお菓子(DANDOY)

今日はHair Cutのために、日本人美容師さんがいるブリュッセルへ出かけてきました。
せっかくブリュッセルに来たので、以前から気になっていたお菓子屋さんを訪ねてみました。

お店の名前はDANDOY(ダンドワ)といって、ビスケットやクッキーを作っている1829年創業の老舗です。
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こちらで有名なのはSpeculoos(スペキュロース)と呼ばれるシナモンなどの香辛料が入ったこげ茶色のしっかりした歯ごたえのビスケットです。(写真下:様々な大きさのSpeculoos)
これは12月6日にやってくる聖ニコラウスの姿を型取ったもので、ベルギーでは一年中売られている最もポピュラーなお菓子です。(ドイツでは聖ニコラウスの時季だけ食べるのが主流だったと思いますが・・・)
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DANDOYでは、現在六代目のオーナーが当時のレシピを基に今でも手作りを守っているそうで、添加物や着色料、保存料は入っていません。スペキュロス以外にも紅茶葉の入ったサブレなど15種類程のクッキーがあり、どれも自然で素朴な味わいです。硬いクッキーは紅茶に浸して食べると美味しくいただけますよ。
こちらの本店にはスペキュロスの大きな木型がいくつも飾ってあり、長い歴史を感じました。

ちょっと離れた支店では、ベルギー名物のワッフルを食べることができます。
ゆっくりしたい方は2階のティールームで、気楽に食べたい方はこちらの1階でテイクアウト。

ちなみにワッフルはフランス語ではGaufre(ゴーフル)といい、リエージュ風とブリュッセル風の2種類があります。ブリュッセル風はふわふわした生地で大きめの横長、リエージュ風は日本でおなじみのしっかりとした歯ごたえの小型のワッフルです。
シンプルなプレーンの他にチョコレートやチェリーソース、アイスクリーム乗せなどいろいろ選べますが、ワッフルの美味しさを味わうのならシンプルなものがオススメです。
IMG_1685.jpg私はザラメが入ったこちらのリエージュ風ワッフルを買って食べ歩き。

注文を受けてからその場で焼いてくれるので焼きたてのホカホカ!サクッとしたお砂糖の食感とバター風味豊かなしっとりした生地がたまりません!
「美味でございま?す♪」

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車を購入!

今月末に日本へ帰国される方から車を購入しました。

ドイツ滞在時には交通の不便な所に住みながら、自転車とパス・電車をフルに駆使して(笑)5年間過ごした私ですが、今回のベルギー生活では「何事も積極的に」をテーマに行動範囲を広げようと、夫にお願いして車を買ってもらいました。

今の住まいはバス停が目の前、スーパーは50mという街の中心部の便利な場所にあるので、車無しでも生活に支障はありません。
でも、平日空いている時スーパーへ重たい物を買いに行ったり、ちょっと遠くの友人の家に行ったり、そしてゴルフの練習をしたり!(^^)!・・・と、人に頼らずに自分で動けるようになれます。ペーパードライバーなので不安はありますが、今度こそ克服しなければ!と思っています。^_^;

車の売買手続きですが、売主から必要書類を受け取り、ディーラーや保険会社を通して行います。銀行でも保険の窓口で自動車登録と自動車保険の加入ができるので、私たちは銀行に手続きしました。

すると、2?3日で自動車登録証とともにナンバープレートが一枚郵送されてきます。
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このオリジナルのナンバープレートは、車を売る時には同様に封筒に入れて返却するそうで、郵便局にはナンバープレートを送付する専用の封筒があります。

そしたら、この送られてきたナンバープレートを持って、ナンバープレートのコピーを一枚作りに行くのです。

IMG_1617.jpgこの写真のような町の鍵屋さん(日本のミスターミニットみたい)やオートバックスのようなカー用品店で作れます。

大きさも国やEUのマークが入った長いもの(22ユーロ)か、ナンバーのみの短いもの(11ユーロ)、どちらか好きな方を選びます。するとその場で型に合わせてガチャン、ガチャン、と作ってくれます。

その時間、ほんの2?3分。なんて簡単なのでしょう!別に証明書を提出する必要もないので、簡単に複製を作れてしまうなんて、いいのかなぁ・・・。

出来上がったら、オリジナルは車体の後ろに、コピーしたナンバープレートは前方に自分で取り付けます。日本ではあり得ないこのちょっと前時代的な仕組み、おもしろいですよね。

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『おくりびと』

ベルギーとは関係のない話ですが、映画『おくりびと』が米アカデミー賞の外国語映画賞を受賞したと知り、うれしくなって書いています。おめでとうございます!祝

昨年日本で公開されてすぐに観た映画でした。
何故か「これは是非観たい!」と思い、実際に観た後に「久しぶりにすごくいい映画だ?」と感動して、家族や友人にも「是非観て?」と勧めていましたね。(^_^)v

主人公役のモックンが役柄にピッタリで、他の人では想像できない!と思っていたら、実際にモックン自らが10年程前から温めていた企画だったそうですね。なるほど、やっぱり、納得。
圧倒的な存在感の山崎努さんをはじめ、キャスティングも良かったと思います。それに、山形県ののどかな日本的な風景が美しく、音楽も素晴らしい!

ひょんなことから納棺師になった主人公を通して、人の生と死、家族や愛、仕事など色々なことを考えさせられました。この世で避けて通れない「死」という重いテーマでありながらユーモアも満載で、観終わった後にはほのぼのとした温かさに包まれるような映画です。

この映画によって「納棺師」という職業があり、そういう仕事をしている人がいるということを知った人は多いのではないでしょうか。私もそんな一人ですが、その所作の丁寧さと繊細さに思わず茶道や華道に似た芸術的な美を感じるほどでした。

派手な映画ではないし、とても日本的な映画だと思ったので、宗教や死生観の違う外国でどう受け止められるのか気になっていました。でも、モントリオールに続き外国の大きな映画祭で受賞したということは、そういう枠組みを越えて共感できるものがあったのでしょう。

英語のタイトルは"Departures"。
人生には様々は旅立ちがありますね。なかなか上手い訳だな、と思いました。

まだご覧になっていない方は是非!必見です。

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週末のパリ

週末、パリに1泊してきました。
アントワープ中央駅からThalysに乗って(順調に行けば)約2時間でパリに到着です。近い!
行きの列車は遅延とテクニカルプロブレムにより乗り換えが必要だったので1時間半程余計にかかりました。(-_-;) 日本の新幹線と違って、こちらでは遅れはよくあることです・・・。

今週はヨーロッパ諸国ではバカンスで学校がお休みなので、そのせいかこの時季にしては多くの観光客で賑わっていました。ちょうど卒業旅行のシーズンだからでしょうか、日本の学生らしきグループもたくさん見かけましたよ。
私も初めてパリに来たのが卒業旅行だったので、それ以来これで通算4度目、ドイツから日本に帰国する前に訪れたのが最後なので、ちょうど2年ぶりになります。

今回の主な目的はパリに駐在する知人と会って食事をすることだったので、それ以外は特に予定も立てずにぶらぶら散策したり、まだ行ったことがなかった美術館を見たりしました。(なんだか贅沢ですね、スイマセン!)
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パリは何度行っても「美しい」と思います。実際には犬の落し物も多くて清潔ではないのですが(笑)、全体的に白色で高さやデザインの揃った壮麗な建物のせいか、どんよりした冬の天気でもパリには暗さや寂しさを感じません。都会でありながら幅の広い道路、広い空、この街にはどことなく「余裕」が感じられる気がします。
世界中の観光客を魅了するのも、パリジェンヌが「パリは世界一美しい」と言うのも、うなずけてしまいます。

今回、初めて凱旋門に登ってみました。280段の階段はちょっと辛いですが、ここから見るパリのパノラマはなかなか圧巻でした!
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クリスマスシーズンにはこのシャンゼリゼもイルミネーションできれいでしょうね。
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お土産にLaduree(ラデュレ)のお菓子マカロンを買って帰ろうと思っていたのですが、外まで列が並ぶほどの混雑ぶりに断念。ディスプレイがあまりにも可愛いので写真だけ撮ってきました ^_^;
IMG_1673.jpgこのパッケージのデザインや色合いがオシャレですよね。マカロンは食べられなくてもこの箱だけでも買って帰りたいくらいです。フランスのこういうセンスはさすがだなぁ?と思います。

このLaduree、去年ついに日本にも上陸したそうですね。今では東京で買えないものは無いのではないでしょうか。恐るべし、日本。

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アントワープ中央駅

アントワープ中央駅は「鉄道の大聖堂」とも呼ばれるほど美しく、観光名所にもなっています。
残念ながら現在外装と周辺の工事中です。ごめんなさい、綺麗になったらまたUPします(>_<)
(アストリッド広場から見た写真)
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1895年から1905年にかけてターミナル駅として建てられました。これは工事現場の囲いにあった写真で、建築当初のものと思われます。
oldstation

ドーム型の屋根の待合室は、ベルギー人建築家Louis de la Censerieがスイスのルツェルン駅やローマのパンテオンからインスピレーションを得てデザインしたそうで、異なった様式を取り入れた折衷的なスタイルになっています。駅とは思えない荘厳さです!
station2

今までこの駅はターミナル終着駅であったため、Thalys(フランス、ベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ高速列車)は、南にあるAntwerpen-Berchem駅に停車していて、中央駅まで乗り入れていませんでした。町の中心から少し離れているのでちょっと不便だったかもしれません。

それが1998年からアントワープ中央駅の地下を通るように南北の駅をつなげるトンネル工事が始まり、2007年の3月に開通、12月から乗車が始まったそうです。今ではパリからブリュッセルを通ってアントワープ中央駅、そしてアムステルダム中央駅まで乗り換えせずに行けるようになり、便利になりました。

駅は地上2階、地下2階建てで、地上階には観光案内所やカフェなどがあります。一番下に見える2本のレールが市内を通過する高速列車の乗り入れホームです。
station3

今週末、ここからThalys(タリス)に乗ってパリまで行ってきます♪

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町のパン屋さん

ベルギーのパンは美味しい♪

パン屋さんのパンはもちろんのこと、スーパーやちょっとしたスタンドのパンでもなかなかおいしいのです。ドイツパンのように噛みごたえのあるパンも美味しいですが、デニッシュ系が好きな私には、どちらかというとベルギーのパンの方が合うようです。

私の住む町にも1km以内に5軒ほどパン屋さんがあって、どこで買おうか迷ってしまいます。
その中で私がよく行くのは、市内でも大きなパン屋さん"Manus"です。外観もお洒落でパン屋というよりもケーキ屋さんという雰囲気です。
manus

食パンのような白いパン、全粒粉のパン、ぶどうパン、クロワッサンに菓子パン・・・と色々ありますが、ショーケースや棚にパンの名前や値段が書いてないことが多いので、どれが何だかよく分かりません。なので今のところ、分からないものは指差しで「あれとこれと・・・」と言って買っています。^^;

最近の私のお気に入りはこちらのチョコレートパン、水曜日のみ販売されます。
pan
少しパリッとした皮の中にチョコチップがいっぱい入った柔らかいパンで、もう『やめられない止まらない♪』美味しさです。このゴロゴロ入ったチョコレートがさすがベルギー!っていう感じがしませんか?だけど、ついつい食べ過ぎてしまうので危険です。

ちなみにパンをスライスしてもらう時、サイズはいつも上記写真のように1サイズの薄切りです。日本でいう食パン10枚切り位でしょうか。厚切りにしたい場合は自宅で自分で切ります。

多くのパン屋さんでケーキやクッキーなども作って売っているのですが、このManusのケーキも有名菓子店に劣らずおいしいです。先日買ったフルーツタルトも美味でした?!
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美味しいパン探しはこれからも続きます・・・(*^_^*)

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ヨーロッパに住む人々

アントワープは外国人の多い街だなぁと思います。(まぁ、自分もその一人ですが ^^;)

アントワープ中央駅付近を歩いていると、「一体ここはどこの国?」と思うほど様々な人種が入り混じっています。この辺りには中華街やユダヤ人街、通称アフリカ人街などがあります。歴史的背景からも、ドイツと比べるとアフリカ系黒人の割合が高くなります。
IMG_1565.jpg中華街 IMG_1563.jpg外国人経営のお店が連なる通り

アントワープ市の人口は約47万人。そのうち約14%が外国人で(2008年1月統計)世界150カ国以上から来ているそうです。二世・三世なども含めると4人に1人は外国人とも言われています。また港町ということもあって不法移民も多いようなので、実際にはもう少し割合は高いかもしれません。市内のある地区では、地元民よりも外国人住民の割合が上回ってしまったという記事を最近目にしました。

今日はオランダ語の学校である中東から来た男性とこんな会話がありました。

「君は日本から来たの?中国から来たの?」
「日本だよ」
「日本人はヨーロッパに来ないと思ってた」
「え?なんで?」
「君、ドバイを知っているかい?彼らは裕福だからヨーロッパには決して来ないからさ」

最初は彼の言っている意味が分かりませんでした。
でもちょっと考えて気がついたのです。この男性の様に、故郷が貧しくて仕事がなかったり、戦争や紛争で居られなくなってベルギー(西欧諸国)に来ている人が多いということを。

ここで学んでいる人がそれぞれどのような理由でアントワープに来たの分かりませんが、彼らの多くは仕事が無く、これからベルギーで生きていく為にオランダ語を勉強しています。
そういえば、クラスで先進国と言われる国から来ているのは私だけ・・・。豊かな経済大国日本を出てわざわざ外国へ来る理由が、彼には分からなかったのだと思います。
もちろん多くの外国企業があるので駐在員も多いのですが、彼の住む世界では「出稼ぎ労働者」や「移民」である方が身近なのかもしれません。

そんな何気ない会話から、軽いカルチャーショックを覚えて帰宅しました。
ヨーロッパでは移民との関係は避けて通れない問題だということを感じます。日本と同様、少子高齢化が進む欧州では移民は重要な労働力でもありますが、増え続ける不法移民の取り締まりも強化せざるを得ず、矛盾や軋轢が生じています。

日本も外国人労働者を受け入れる動きが出始めていますね。移民との付き合いが長い西欧諸国(EU)の今後の動きや取り組みには注目していきたいと思います。

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久々のドイツ

今日は再びぐっと冷え込みましたが快晴!
どこかへ行きたいなぁ?、アウトバーンを飛ばしたいなぁ?(運転するのは私じゃありませんが・・・)と思い、ドイツのデュッセルドルフへドライブ&買い物に出かけました。

日本へ帰国してから約2年ぶりに訪れるデュッセルドルフです。
せっかくなので通勤路を通って会社を見たり、住んでいた町にも寄ってみました。

何も変わらない風景と空気感。
懐かしい・・・というよりは、「久しぶりに帰って来たよ」という感覚に近いでしょうか。
ドイツ人ではないけれど、ライン河を見ると何となく落ち着くというか、ゆったりした気分になります。
何度この景色を見たかなぁ?、ここで生活していたんだなぁ?と、いろんな思い出が一気に蘇ってきました。
altstadt

5年間住んで歩き慣れた街なので、思い出すという作業無しでもスイスイ行動できます。標識や広告が読める(理解できる)のもうれしいし、今ならまだアントワープ市内より詳しいと思います。(笑)

市内中心部は新しく建て替えたお店やホテルなどが出来て少しだけ変わっていましたが、整然として清潔。建物も頑強で信頼できそうなのはやっぱりドイツだなぁ?と実感。
koe

街を散策した後、日本食材店で日本食と日本のパンを買って帰りました。ブリュッセルにも日本食材店がありますが、品揃えが全然違います。ここは何でも揃うのでとっても便利ですね。今後もまた時々お世話になります♪

まるで今でもデュッセルドルフに住んでいるような錯覚に陥りそうになりましたが、私たちの家はここにはありません。ベルギーの自宅に着くと、やはりこちらが「ただいま?」と言って落ち着く場所なので不思議です。

"There is no place like home. "( 我が家に勝る所なし)

・・・私たちもベルギー生活に慣れてきたってことでしょうね。

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カルトナージュ

「カルトナージュやるんですけど一緒にどうですか??」

友人からお誘いを受け、裁縫は得意ではないのですが何でも見てみなくっちゃ!と好奇心だけは旺盛な私は見学の予定で参加してみました。

日本人が少ないアントワープでは、残念ながらちゃんと教えてくれる先生がいるお教室がほとんどないので、お稽古ごとを見つけるのは難しいのです。(>_<)
でも、好奇心旺盛で積極的な日本人マダム達は「それなら自分達で作ってしまおう!」と有志で集まって楽しんでしまいます。

カルトナージュは、厚紙に布を貼って箱などを作るフランスの伝統工芸です。
慣れてくれば好きなサイズ・形に厚紙を組み立てて、お気に入りの布を貼ればよいので、自分だけのオリジナル作品が作れます。布の色柄や組み合わせで雰囲気も変わってくるので、インテリアに合わせて作ったり・・・と楽しみが広がりそうです。

「せっかくなので一緒に作ってみませんか?」
という優しいお言葉に甘えて、見てるだけ?のつもりが、箱を一つ作ってしまいました!^0^

必要な厚紙は切って用意してくださっていたので、好みの布を選んで言われたとおりに組み立てて貼って・・・・と、こういう工作作業は何年ぶりかしら? 
ワイワイおしゃべりしながらも真剣に作業して出来上がった作品がこちらです!
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茶色のペイズリー柄とストライプで合わせ、中底と内ふたの柄を交互にしてアクセントつけてみました。シンプルな箱ですが、出来上がってみると結構カワイイでしょう?!

このカルトナージュ、日本ではお教室があって、素敵な作品集なども出ていますね。今まで何も知りませんでしたが、様々な作品を見てみると奥が深そうです。それに、上達すれば余った生地やリボンなどを使って色々アレンジできるので、環境にもお財布にも優しいのではないでしょうか。

これなら裁縫が苦手な私でも大丈夫♪ 機会があればまた挑戦してみようと思います。

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住民登録とIDカード

ベルギーのIDカードを取得しました。
これでベルギーに住む外国人として登録されたので、普段はパスポートではなくこのIDカードを携帯すればOKです。IDが取れると、免許証や車の登録もできるようになります。

私の場合、住民登録の申請してから約1ヶ月程かかりましたが、健康診断書の提出に時間がかかったことを除けば3週間以内でIDが取得できました。

そうそう、この住民登録の際に必要な健康診断ですが、帯同家族にも血液検査とレントゲン撮影が義務付けられています。
何を調べるのかといえば、結核やHIV、梅毒などの感染症にかかっていないかどうかの検査です。レントゲン写真はその日に持って帰り(手渡されても処理に困るんですけどね・・・)、血液検査は1週間後に結果が送られてきます。紙一枚にさらっと書かれていて、ずいぶんアッサリしているなぁ・・・と思いました(^^;

ちなみにこの時の採血は看護婦さんではなくドクターだったのですが、ひどい内出血を起こしてしまい、肘の辺りまで青あざが広がって3週間消えませんでした・・・痛かったぁ?(泣)

ところでこの住民登録ですが、書類は全てオランダ語なので、コンサルティング会社の人が通訳も兼ねて面倒を見てくれます。(駐在員など会社が契約している場合ですが)
私が住んでいる街は小さくて外国人も少ないのでしょう、Districthuis又はGemeente(ヘメーンテ)といわれる市役所では英語の堪能な外国人担当者の女性がテキパキと慣れた様子で手続きをしてくれました。

ただ、外国人の多いアントワープ市ではだいぶ様子が違います。
最近はコンサルタントや通訳付きの人は窓口が別になってだいぶ改善されたようですが、通訳なしの場合、まず受付の順番を取るために朝早くから並び、順番が来るまでまた並び、やっと出番と思いきや「○○が足りないからまた今度来て」と言われて帰り、また並び・・・・という具合に、ID取得までに数か月かかるそうです。

大抵どの国でもお役所というのは愛想がなく事務的だと言われることが多いですが(失礼!)、田舎は優しく、都会は冷たいというのも共通点かなぁと思います。
gemeente1
外国に来て最初の手続きがお役所なので、これがその国の第一印象に結構影響を与えるような気がします。私は郊外の親切な人々に最初に出会えたので、ラッキーでした。
(ただしドクターの採血以外!)

(写真)私達の住む市のGemeente

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日本 in ベルギー

アントワープの中心街を歩いてると、日本の国旗が目に入りました。
お店の名前は「Japan Center」。とても気になったのでちょっと入ってみると・・・
Japan Center
お店のオーナーは日本人ではなく、(たぶんそうだと思うのですが)ベルギー人です。オーナーと思われるマダムは浴衣姿でにっこり。

広い店内には和箪笥や鎧兜、日本人形に着物、掛け軸・・・と日本のものがいっぱい並べてあります。入浴剤や祝儀袋まで売っていたのには感心というか思わず笑ってしまいました。

お店に入って左手には敷布団と枕が置いてあり、その名も”ZEN”。この言葉、欧州では日本的なものには何でも付けたがるような気がします。「禅」の意味が分かってるわけではないのです。

特に和箪笥の種類は多くて、小さいものから大型のものまで、状態も結構良好なものがありました。頻繁に日本に行って骨董屋などで買いつけてくるのでしょう。中国や韓国のモノが混じっていることはなかったので、純粋に日本の骨董品が好きなんだろうなぁと思いました。

ヨーロッパで日本の家具やインテリアを取り入れるのは難しいと思いますし、決して安くない値段なので、懐事情がちょっと気になったりもしましたが(余計なお世話ですね^_^;)、外国の方が日本の文化・芸術の良さを認めてくれているのは、素直に嬉しいなぁと思いました。オーナー様、これからも頑張って下さ?い!

その後もプラプラ歩いていると、こんな懐かしいものを発見!
monchichi2
「モンチッチ」です?♪

子供の頃、大人気で私も持っていました。ある年齢からオモチャ売場に行かなくなったので、その後どうなったのか知りませんでしたが、まさかベルギーで再会するなんて!

このモンチッチ、日本での販売は一時中止していたそうですが、欧州では継続して売られていたようです。日本でも1996年から販売が再開され、先月は誕生35周年記念だったそうです。

やはり、良いものは国を越えて受け入れられるということでしょう。

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オランダ語 2日目

今日はオランダ語2日目。初日の和やかな雰囲気を想像して教室に入ろうとすると、前回の2倍位の人数が座っていて雰囲気が全く違います。

「あれ、教室間違えたかな。曜日は合ってるよね?」

思わず一旦教室を出て申込書を再度確認していると、先生がやって来ました。
「間違いじゃないわよ」

初日に来ていた生徒は半分になり、新たに10人ほど加わったので全く様子が変わっていました!今度はイラク、アフガニスタン、コンゴ、ドミニカ共和国など、またまた新たな顔ぶれが登場です。
ドイツでもここまでインターナショナルなクラスはありませんでしたし、特に日本ではなかなか知りあう機会が無い国の人々なので、こういう経験は貴重ですね。

授業は、先生の言う言葉を聞いて真似して話す、ということから始めます。
今日は「結婚していますか?」「子供はいますか?」「何歳ですか?」「働いていますか?」等々、先日の復習も交えながら新しい単語や言い回しがどんどん増えていきます。

日本の学校で習う英語授業のように、例えば<主語と動詞>や<疑問文の作り方>などの説明は一切ありません。最初はとにかく聞いて、言い方を覚えて、繰り返し話す、ということで身につけます。
なぜそうなるのかという文法の説明は後回しなので、「よくわからないけどそういうものだ」と納得するしかありません。(^^;  このへんは日本人には慣れないところかもしれませんね。

今日の宿題は、「週末に街中で今日習った質問と答えを話して練習すること」ですが、見ず知らずの人に年齢や子供の数など聞くことはできないですよね?(笑)。なので、夫を相手に練習することにします。

だんだん難しくなると人数も減ってくるのが常なので、この大人数、さて、最後は何人残るでしょうか・・・?

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アントワープとは?

たまにはアントワープの情報なども・・・と思い、今日はアントワープという地名についてのおさらいです。

アントワープは蘭語で"Antwerpen"、フランス語では"Anvers"と言います。
17世紀頃には既に"Hantwerpen"と呼ばれていたようで、そこから地名の由来に関する伝説が生まれています。その伝説とは・・・

むか?し昔、Schelde(スケルデ)川にAntigoonという巨人が住んでおりました。河を通航する船から過酷な通行料をとっていて、支払を拒否した者は手首を切り落とされてしまったのです。 そこへ、勇士Silvius Braboが現われて、この巨人の手を切り落とし川へ投げ入れ退治してくれました・・・めでたし、めでたし。

この話からオランダ語で"Hant"(手)+"werpen"(投げる)と付けられ、そして時の経過とともに"H"が落ちてしまって"Antwerpen"になったという説が有名です。

街の中心であるマルクト広場にはこの伝説を表した青銅の噴水(1887年)があります。
市庁舎

切り取った巨人の手を投げるBraboの象
Brabo

ただ実際には、もう一つの説、"aanwerp"やラテン語の"antverpia"が由来であるというのが有力なようです。これは「沖積土の上・堆積土の前」というような意味の言葉で、昔は大きく蛇行していたスケルデ川の内側に溜まった沖積土に人が住み着いた(600-650年頃)のがアントワープ市の始まりと言われています。 (アントワープ市発行のガイドブック参照)
こちらは実際の話ですが、確かにフランス語の呼び方"Anvers"にも似ていますよね。

街中には手の形をしたモニュメントがあったり、手形のチョコレートやクッキーが名物として売られており、Braboの話を信じているかどうかは別として、アントワープの人々はこの伝説を好んで街のシンボルにしています。
hantjes
やっぱり私も伝説の通り、アントワープ土産は手の形をしたチョコレートだよね・・・と思うのでした。

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初めてのオランダ語

週末から再び寒気がやってきて、今朝は雪が降りました。
日本は暖冬、オーストラリアは酷暑、この冬ヨーロッパは厳寒です。

さて、今日からオランダ語の授業が始まりました。

今回はオープンスクールのオランダ語講座です。
他の外国語やパソコン教室などの授業もあり、日本でもよくある市民講座のようなものですので授業料がとても安いのです。(週2日・90時間(約4か月)で60ユーロです)

ただし、こういう学校では先生のタイプやクラスメートによってかなり雰囲気が違うことはドイツの市民大学でも経験しているので、「良いクラスメートだといいなぁ」と内心祈るような気持ちで向いました。どんな場所でどんなクラスになるのか行くまで分からないのでちょっとドキドキです。

ヨーロッパ言語の初心者クラスには、実はパートナーがベルギー人だとか、母国で習ったことがある、など「習わなくてもいいんじゃない?」と思う位にすでに話せる人がいるものなので、全く言語体系の違う日本人には不利な事が多いのです。

そこで、私は日本から持参した高価な(!)辞書を準備していきました。
辞書

これがその辞書ですが、「日本で唯一の本格的な蘭日辞書」と帯に書かれており、お値段も8千円!とプレミア価格です。しかも使用頻度の高い「日→蘭辞典」は掲載されていないのです。日本の本屋さんでしばし悩んだ末、これしかないので思い切って買ってきましたが、最近は電子辞書に慣れていたので重い・・・・電子辞書が無かった学生時代に戻ったような気分です(笑)。

そんな仰々しい辞書を持参して行った授業ですが、実際は私の様に全くの初心者ばかりで国籍も様々。インド、バングラディッシュ、ギニア、ブルガリア、キューバ、モロッコ、シリア、エチオピア、チェチェン共和国、そして日本、とおもしろいことに全員出身が違ってました。なんともインターナショナル!

初日は名前や出身地、住んでいる場所をお互いに質問したり答えたりしました。オランダ語で質問しなくてはいけないのに英語で聞いてきたり、"Japan"のスペルが書けない人もいたりして・・・大丈夫かな? 
最後は数字の読み方を練習する為にビンゴゲームです。でも、ビンゴを知らない人ばかり・・・いろんな国の人がいると、ちょっとした事でも違いを学ぶことになりますね。

初日はそんな具合に気楽に授業は終わりました。男性2人以外は女性ばかりですし、初心者同士、しばらくはのんびり楽しくオランダ語が学べそう・・・かな?

いずれにしても、重たくて分厚い辞書の出番はもう少し先になりそうです・・・。

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