ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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オランダ語とフラマン語

アントワープからオランダへ行くと、外国旅行をしている気分にならないのです。
同じような平らな土地、辺り一面の牧草地、道路は断然良くなるけれど(^^;)、何といっても言葉が同じ。ベルギーの南部に行く方が、よっぽど異国という気分。(そんなベルギーって不思議)

「ベルギーってフランス語だと思ってた」という方が多いですが、多分それは首都ブリュッセルで見聞きする言葉がフランス語が主流だからだと思います。
でも、実は人口の6割がフランダースに住み、Vlaams(フラマン語)を話しています。

"Vlaams"(フラマン語)って何?

ベルギーに来る前は私もそう思ってました。

定義としては「ベルギーのフランダース地方で話されるオランダ語」ってことで、ちょっとした違いはあるけれど、言語学的にはオランダで話されるオランダ語(Dutch)との区別がありません。
(ただ?し!フラマン語も地域による方言があります。この点はまた今度?^^)

「オランダ語の方言」とも言われますが、イギリス英語とアメリカ英語の違いのようなものと言った方が近いような気がしています。同じ「英語」ですが、アクセントやスペル、表現が異なる単語(LiftとElevator等)がありますし、アメリカ人の英語とイギリス人の話す英語は聞こえ方が違いますよね。

それと同じように、最近はオランダ人の話すオランダ語とベルギー人の話すオランダ語の違いが分かるようになりました。特に"g"の発音はオランダの方が喉の奥から出すような濁音なのですが、フラマン語では濁らず軽いんです。

アントワープの語学学校で習うのは「標準」オランダ語ですが、「フラマン語では○○と言うのよ?」ということは教えてくれます。オランダでは絶対に言わない表現なんかもあり。(もちろん通じますが)
日本で売ってる辞書や参考書はオランダで話されるオランダ語なので、ちょっと違いますね。

それから、これはオランダ人は言わないかな?と思うのですが、"Merci"(ありがとう)、『ほら』『どうぞ』というときに"Voilà"、別れ際には"Salut(Saluut)!"というフランス語は日常会話ではよく聞きます。 

そういえば以前クリーニング屋さんで夫のスーツを出した時のこと。

「Jasje(上着)3着お願いします」と言ったら
「あぁ、Vest(ヴェスト)ね」と言い直されてしまいました。

蘭語では"Vest"といえば・・・

Vest.jpg
<Wikipediaより>
こういうベスト(チョッキ←古い?!)とか、カーディガンの意味。

あれ??と思って調べてみたら、フランス語では上着(ジャケット)のことを"Veste"とか"Veston"というそうな。↓Veston。
veston.jpg

ほぉ?、なるほど。
たぶんそこから来ているんだと思うのですが、ベルギーでは上着の事を"Vest"と言うようですよ。(たぶんオランダでは使わない?)

それを知ってからショーウィンドウを見てみると面白い。
三ッ揃えのベスト、ジャケットや軽めのコート、長めのニットカーディガンなんかはどれも"Vest"、丈が短かったりすると"Vestje"って書いてありました。(蘭語では『小さいもの、かわいらしいもの』には"-tje"をつけます)

こうなるともう何語か分からないですね?(笑)。いや、これこそフラマン語?!

日本語的に考えると『ベスト=ジャケット=カーディガン』という図式って何だか変?と思ってしまったのでした。

まぁ、どうでもいいか。Merci?♪
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