雨が降ったり晴れたり、肌寒い週末のベルギーです。
5月の連休に出かけたワロン地方の村のことをまだ書いていなかったので、忘れないうちに記事にしておきます。
(実はそうやって溜めている記事が多いのだ…^^;)今日は最高でも15度という肌寒さですが、1カ月前のこの時はノースリーブでもいいくらいの暑さになったのでした。徐々に気温が上がる日本と違って、こういうことはよくあるのです。
土地が平らなフランダースと違って、ワロンのアルデンヌ地方は丘陵地帯なので↓こんな風に起伏があってドライブも楽しい。


5月はあちこちに菜の花畑が広がってきれいです。
のどかな風景を楽しみながら最初に訪れたのは、ナミュール州にあるCelles(セル)という小さな村。この辺りはフランス語オンリーになります。

村の歴史は古く、7世紀中頃に遡るようです。
当時、Hadelinusという修道僧(後に聖人となる)がここで隠居生活を送った住居(ラテン語で"Cella")があったことからCellesという名前が付いたと言われています。
村の中心の大きな建物は聖アドラン教会。

こちらは11世紀にロマネスク様式で建てられたものだそうです。内部は古い部分を残しつつも、新しくなかなか立派でした。のどかな風景でしょう?
中世の雰囲気漂う石畳と、この地方特有のグレーの石壁が統一感をもたらしていていい感じ。

両側色とりどりのお花がキレイに飾られていて、とてもかわいらしい雰囲気。
ちょうど今頃はもっとお花も華やかになっているのではないでしょうか?。

この時(5月中旬)は藤の花も満開でした♪
『ワロンの最も美しい村』の一つになっているCelles。
とても小さくて観る所もそうあるわけではないのですが、この村に立ち寄るドライバーやバイカーで賑わっていましたよ。
そして、こういう田舎の村でもご飯は美味しいのでありました。(*^_^*)
明日に続きま?す。Merci♪
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