ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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奇妙なメリーゴーラウンド

今週、アントワープ中央駅に隣接するアストリッド広場に、一風変わった巨大メリーゴーラウンドが出現しました。

molen

こちらはフランス語で"Le Manège Carré Sénart"。
オランダ語では"De Vierkante Molen"(四角いメリーゴーラウンド)といいますが、実はこれ、フランスの小さな町(Ville Nouvelle de Sénart)からアントワープまで巡業にやってきたのです。(7/7?8/23まで:月曜休み)

その名前の通り、よくある円形のメリーゴーラウンドではなくて、外観は四角形です。
長さ18m、高さ約14m、面積は約300?で重さ40トンのこの大きなメリーゴーラウンドには、一度に49人まで乗れるそうです。

そして、何が変わっているかというと・・・

『大昔、大陸はほとんど海に覆われていました。やがて海水が引いて陸ができると、魚たちは次第に化石となって地面に埋もれてしまいました。それから数世紀経ち、植物や新たな生物が起こり、やがて人間と機械が現れました。・・・そして"リアルな"機械のバッファローが化石化した魚の頭を掘り起こすと、全ての生き物たちが一斉に動き始めました・・・』

これがこのメリーゴーラウンドの始まりの物語です。
なので、乗り物は馬や羊ではなく、バッファローや魚、昆虫や架空の生き物たちなのです。
lamachine

この乗り物、廻り始めるとバッファローや魚などがぐ?んと高く上がって、動物の手足や触角などは乗っている人が動かせるようになっています。小さな子供だけじゃなくて、大人も一緒に家族全員でも楽しめるんですよ。
(実際、パンフレットには1歳?100歳までって書いてありますし^^)

lamachine1

このメリーゴーラウンドの制作には、50人のアーティストや技術者などで10カ月かかったそうです。でも、一体誰が造ったのでしょうか?

それは、世界中で様々な巨大アートのパフォーマンスを繰り広げる、François Delarozière氏が率いる集団"La Machine"(ラ・マシーン)です。

現在、横浜開港150周年記念イベントでもLa Machineの巨大クモのパフォーマンスが行われていますね。(HPに詳しい情報が掲載されています → こちら

機械でありながらその生き物の動きがとてもリアルなのは、彼らが「生命のある機械」というコンセプトを持って活動しているからだそうです。
ただの「機械」や「エンターテインメント」で終わることなく、そこに一つの物語が語られ、アートとなって、人々をファンタジーの世界に引き込ませてしまう演出はさすがだな、と思いました。

奇妙で独創的で人々を楽しませるアート、フランスの芸術センスはすごいですね。
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