ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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”ベルギー”ワッフルなワケ

ベルギーのお菓子と言えば、ワッフルが有名ですね。

以前ちらっと書きましたが、ワッフルにはリエージュ風とブリュッセル風の2種類があります。
日本で有名になったマネケンなどのワッフルはリエージュ風。
でも、ベルギーでワッフルというとブリュッセル風が一般的で、カフェなどで食べるものこちらのタイプ。サクッと軽くて粉砂糖や生クリーム、フルーツなどがのっています。

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Dame blanche(白い貴婦人)
バニラアイスと生クリーム、
ホットチョコレートソースがけ

desire2
生クリームと季節のフルーツがいっぱい!
名前は忘れました・・(^_^;)

こちらの生クリームは軽くて甘くないので結構食べられちゃうのです

ふと、「どうしてベルギーワッフルが有名になったのだろう?」と思ったので、調べてみました。

ワッフルの起源は古代ギリシャまで遡るそうで、当時は"Obleios"と呼ばれる平らなケーキを鉄板で焼いていました。それが中世まで伝わり、13世紀になって、ある職人が特徴付けるために蜂の巣の模様の型を作ってケーキを焼くようになりました。その時から、この「蜂の巣」という意味の古いフランス語である"Wafla"となり、現在の"gaufres"(ゴーフル)と呼ばれるようになったそうです。

ワッフルのことをフランスやベルギーのワロン地方で"gaufres"(ゴーフル)と呼ぶのはここから来ているのですね。(日本で「ゴーフル」というと、風○堂の薄くて中にクリームがはさんであるパリパリしたお菓子ですが・・・)
オランダ語では"Wafel"(ワーフェル)といってその古語"wafla"に似ているので、いつからかラテンとゲルマン語とに分かれて広まったのでしょうか。

このヨーロッパで広まった焼き菓子は、江戸時代にオランダから日本にも伝わったようで、19世紀初頭にはこの焼き菓子の製法が幕府の命によって訳されているそうです。将軍家の侍医、桂川家ではよく焼いて食べたことが知られている、となっています。(講談社のオランダ語辞書より引用)

でも、これだけだと、なぜ「ベルギー」ワッフルと言われるようになったのか分かりませんよね?

今のベルギーワッフルを世に広めたのは、Maurice Vermersch氏と彼の奥さんだと言われています。
彼が奥さんのレシピを基に初めてワッフルを作ったのは第二次世界大戦の少し前でした。戦争を生き延び、1960年にブリュッセルで2件のレストランを開きます。この年、ブリュッセルで行われた品評会に出したところとても評判になったので、1964年にNYで開かれた世界の品評会(たぶん食の見本市みたいなものかと思います)に出店したのです。
この時に出したものがイチゴと生クリームを乗せたブリュッセル風ワッフルで、当時はほとんどのアメリカ人にブリュッセルの場所が知られていなかった為、("Belgian"Waffleにかけて)"Bel-Gem-Waffle"という名前を付けたそうです。
("Antwerp tourist guide"より訳して引用)

ちなみに、NYではワッフルを焼く特許を得たことを記念して、8月4日は"Waffle Day"になっているそうです。この日は特売とか何かお祝いするのかしら?

もしアントワープでベルギーワッフルを食べるなら、一番有名なのはこちらのお店です。
"Désiré de Lille"
desire
上の写真のワッフルもこちらのお店のものです。他にもパンケーキ(日本でいうクレープ)や甘くないお食事メニューもあります。
世界にチェーン展開しているらしく"Tokyo"って書いてあるのですが、東京にありましたっけ?

アントワープにいらした時は、一度はブリュッセルワッフルをお試しを。(*^_^*)
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