ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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選ばれし人々

2009年のノーベル平和賞がバラク・オバマ大統領に授与されることが決まりましたね。
ニュースをざっと見ると

『国際的な外交と諸国民の協力を強めることに対して並はずれた努力をした。特に『核なき世界』を目指すとする理念と取り組みを重視する』(asahi.comより抜粋)

というのが、その理由だそうです。

確かに、核兵器を作り出し、実際に使った唯一の国のリーダーが「核なき世界を目指す」と国際舞台で宣言したことは、とても意義のある大きいことだと思います。(たとえ政治的な思惑があったとしても・・・)
でも、ノーベル平和賞ってある程度の貢献や実績が認められて授与されるものだと思っていたので、オバマ大統領はまだ宣言しただけで成果は出してないんじゃないの?
・・・と、今回の受賞にはちょっと驚きました。
「実績」だけじゃなく「理念」でも認められるのですね。あとは実際に世界でどこまで核兵器が減らせるのか、平和を維持できるのか、注目されますね。

これについては色んな議論がありそうですが、今日の本題は別の人のことだったのです。こちらは、実際に多大な貢献をした実績のあるお方。
ここ1?2週間はテレビのニュースに出ない日は無いというくらい、今ベルギーで一番ホットな話題かもしれません?!

それは、ダミアン神父です。(ダミアン神父については以前の記事をご覧下さい)

IMG_4241.jpg10月11日(日)、バチカンにてローマ教皇ベネディクト16世によって正式に聖人に認定されます。

この日を前に、ダミアン神父が生まれたTremeloの村では、ダミアン神父像のお披露目があったり、モロカイ島での様子を再現した劇などが行われて、ベルギー国王ご夫妻も参加されています。

他にも、関係者がハワイのモロカイ島を訪れたり、そして日曜日の式典に出席するためにダミアン神父の子孫達多くの人がローマへ旅立ったようです。
こういう様子を見ていると、やはりダミアン神父はベルギー人にとってとても偉大な人物なんだなぁということが伝わってきます。
今後は"Pater Damiaan"(ダミアン神父)ではなく"Sint Damiaan"(聖ダミアン)と呼ばれることになるんですね。

ノーベル平和賞がもっと古くからあったら、ダミアン神父の功績は受賞に値するだろうな・・・なんて事もふと思いましたが、聖人に列せられること自体が普通ではない栄誉なのですよね。

日曜日、ベルギーではこのダミアン神父の話題でもちきりのことでしょう。

<追記>
IOC(国際オリンピック委員会)の会長にも、現会長であるベルギー人、Dr. Jacques Rogge が再任されました。
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コメントコメント


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オバマ大統領のノーベル賞、
私も「あれ?!ちょっと早いんじゃないの???」と
思いました~~~。
理念だけじゃあ・・それを実現することが
私としては大切だと思うのですが・・・・。

ダミアン神父、日曜はちょっとベルギーのテレビを気をつけてみてみようと思います(^^)

tulp | URL | 2009/10/10 (Sat) 01:33 [編集]


tulpさん

そうですよねぇ。今後への期待の意味も込めてだと思うのですが、理念だけなら誰でも・・・・なんて思っちゃいました。まぁ、これでオバマ大統領も後には引けなくなったかもしれませんが・・・。

個人的には政治家とかではなく、なかなか日は当たらないけれど草の根的な平和活動をして実績をあげている人物や団体に送ってほしいですね。
そういう点でもダミアン神父は、弱者に目を向けて助けるという理念を貫いた本当の偉人だと思います。

JJ | URL | 2009/10/10 (Sat) 09:13 [編集]


 
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