ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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Miss Homeless

先日、首都ブリュッセルで奇想天外なコンテストが行われました。

その名も「ミス・ホームレス・コンテスト」びっくり

・・・日本ではちょっと考えられないコンテストですよね。

このコンテストの企画者によると、人々にホームレス問題に目を向けてもらうこと、そして更には出場者であるホームレスの女性達が自信を持てるように後押しすること、が目的だと言っています。

最終選考に残った10名のホームレス女性達は、黒いドレスのような服を着てお化粧もきちんとしていると、ホームレスとは思えない変わり様。
選考に当たっては、困難を克服する意志、内面の美しさと強さ、コンテストへの意気込み、経歴や協調性などが審査されたそうです。驚いたのは、20代と見られる若い人もいたことです。

記念すべき?第1回目の優勝者は、ブリュッセルのSchaarbeek地区出身の58歳の女性です。(←でも、ホームレスだから家はないんですよね。日本だったら『住所不定』?)
優勝した彼女には、「1年間家賃無料の住居」がプレゼント。家

このコンテストがニュースに取り上げられたことによって、ホームレス問題に対して少しは意識が向くかもしれませんが、もちろんこれで何かが解決するわけではありません。
ただ、厳しい現実を前にしても、参加した女性達がこのコンテストをきっかけに希望を持ち、強く前向きに生きることができればいいな・・・と思いました。
コンテストについてはオランダ語の記事ですが、写真が載っているのでリンクを貼っておきます。→こちら

この"Miss Homeless"は女性が対象だけれど、男性ホームレスのことはどうなの?・・・と思われた方、"Homeless World Cup"というのがあるのをご存じですか?
各国からホームレスのサッカーチーム絵文字名を入力してくださいが集まって世界一を決めるというものです。今年は9月にミラノで開催され、ウクライナが優勝したようです。
ベルギーのテレビでたまたま見かけて「こんなワールドカップがあるのかぁ?」と思ったのですが、なんと日本からも出場していたんですね!
でも日本ではなかなか支援金が集まらず、今回は久々の出場だったとのことです。

ベルギーでは貧困などの弱者を手助けする団体も多く、社会福祉も手厚い印象を受けます。ただそれはちょっと偏っていてバランスが悪い、という話を聞いたことがあります。
例えば難民に対して。
許可が下りないまま十数年も「難民センター」という結構立派な施設で雨風をしのぎ、食事にも困ることがなく過ごし、そして子供たちは学校に無料で通っている、という難民が結構多いのだそうです。
(難民、移民についてはまだ勉強不足ですのでまたいつか・・・)

その一方で、様々な理由で職や家を失いホームレスになってしまった人々。
施設に入れる人々と、そうでない人との対比を見る時、その救済措置についてふと考えてしまうのでした・・・。jumee☆faceA195b
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コメントコメント


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ほんとベルギー…いやヨーロッパかもしれませんが、ユニークなというか奇想天外なコンテストやショーがありますよねー。記事も見させていただきましたが、本当に貧困な方たちにとっては、少しの希望や自信の光がさして欲しいのですが、中には困難を克服する意思のないただ怠惰な人も結構いると言う話しを聞きますが、政府としてもそれを区別する事は難しいのでしょうねー…

ほ~みぃ | URL | 2009/10/14 (Wed) 03:53 [編集]


ほ~みぃさん

このコンテストに対する意見もいろいろあるみたいですね。
社会福祉が充実すると、その手厚い保護に甘んじてしまう人が増えてしまうのは困りものですよね。そういうアンバランスを生んでしまう政策に不満や疑問を持っているベルギー人も結構多いと聞きました。
どの国でもそうですが、貧困の問題は根が深く難しいですね・・・。

JJ | URL | 2009/10/14 (Wed) 07:46 [編集]


 
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