ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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一番古いカフェ

今日は気温も少し上がって久しぶりの晴天となりました。?10℃以下を経験すると、最高気温が2℃とプラスになっただけで「今日はあまり寒くないわね」と思ってしまうところが恐ろしい?。

そして街はクリスマス前の買い物に出かけた人で大賑わい。どこのお店もレジは大行列!買い忘れのないようにメモを持参している人の多いこと。みんな両手に大きな買い物袋を下げていました。
この雰囲気は、なんだか日本の年末・大晦日と似ています。

今日は、今年最後のベルギー情報に相応しいカフェをご紹介。

ベルギーへ転勤が決まった時、ベルギーに関する本を探してあれこれ読んでいました。
その時に読んだ記事で印象に残っていたのが、アントワープにはとても古いカフェがあるということと、そのカフェのオーナー夫人が日本の方だということ。
それがずーっと頭の中にあって、アントワープに行ったら絶対に行かなくちゃ!と思っていました。

そのカフェとはQuinten Matsijs(クィンテン マセイス)。
(ちょっと発音は難しい^^;)

IMG_4634.jpg

カフェへの入り口はこちらで?す!↓

こちらのカフェは、なんと!1565年から続く、アントワープで一番古いカフェなんです。
建物は市の文化財にもなっています。
落ち着いた木のぬくもり、淡い色合いの窓ガラスなど440年以上の長?い歴史を感じる内装で、ゆったりくつろぐことができますよ?。

IMG_3310.jpg

当初は"'t Gulick"という名前の宿屋だったそうで、これは現在のルクセンブルク辺りの伯爵領の名前でした。
16世紀、アントワープは港町としてとても栄えていたのですが、その時にこのGulickから商人がたくさんやってきて、こちらの宿屋で飲食したり泊まっていたというのです。現在のバーのあたりで飲み食いし、奥の広い部分には馬をつないでいたらしいです。
image001.png今でも、正面入口の上に<'t Gulick>の名前が残っています。

その後、何代目かのオーナーが現在の店名である"Quinten Matsijs"に変更しました。

Quinten Matsijsは15?16世紀にかけてアントワープを中心に活躍した芸術家の名前です。
私はベルギーに来て初めて知りましたが、王立美術館にも彼の作品が展示してあります。あと、アントワープ大聖堂の前には彼の伝説の井戸がありますし、大聖堂正面にも顔と名前が彫られています。(お墓かな?)見たことのある方もいらっしゃるのでは?

それからもう一つ、アントワープ出身の作家 Willem Elsschotの行きつけのお店だったそうです。それに因んで、月に一度、"Willem Elsschot Wandeling"も開催されています。
これは、こちらのカフェでコーヒーやランチを頂いた後にElsschotゆかりの場所を巡るガイドツアー(蘭語)です。(詳しくはお店でおたずね下さいね)
今ではElsschotのお孫さん達が常連さんだそうですよ。

こうして地元の人々に愛されて代々受け継がれているカフェなんですね。いつもの常連さんがふらっとやってきて、Bollekeを一杯ひっかけておしゃべりして・・・。そんなローカルな気取らない雰囲気があります。

大聖堂近くの中心地にありながら、ちょっと奥に入った小道にあるこちらのカフェ。実は、私が初めてカフェに行ったのも、場所が分からなくて散歩しながら偶然見つけたのはベルギーに来て半年程経ってからの事でした。

そしてカフェに行くより先に、別件でマダムとお会いする機会があったのです。あの本に登場していたマダムが目の前に?!!・・・と初対面の時は緊張しましたが、お知り合いになれて嬉しかったです。3はーと

こちらのカフェで飲むなら、やっぱりDe Koninck!美味しい生ビールが楽しめます。
(昨日の記事の写真は全部こちらのカフェのビールです)
それから、軽食からしっかり食べたい方までお食事も充実しています。アントワープ名物のソーセージやStoofvlees(牛肉のビール煮)などのベルギー料理もありますが、このカフェの人気メニューとなっているのが、マダムお手製のドライカレー。食事

IMG_4674.jpgスパイシーなカレーに目玉焼きが乗って美味しくてボリューム満点!

結構辛いのでフーフー言いながらもついつい食べてしまうのです。もうひとつ、お野菜たっぷりのJapanese Curryもあります。

アカデミーで学んでいる学生や日本人駐在員だけじゃなくて、地元の方や噂を聞きつけてオランダからいらっしゃる方もいるそうですよ。

マダムは食にも詳しくていらっしゃるので、BIOショップでの牛蒡の事とか、美味しい食べ物の情報なども教えていただきました。その上、海外では貴重な美味しい自家製納豆を分けて下さったりと、何かとお世話になっております。jumee☆thanks4
(そんなマダムの楽しいブログはこちらです)

ベルギーに居ながら日本の味や温かみを感じられるのはとても嬉しいことですね。
皆さまもアントワープにお越しの際は是非立ち寄ってみて下さい♪

Cafe Quinten Matsijs
Moriaanstraat 17
Open:12:00?(日曜20:00閉店)、月曜定休

Bedankt!
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コメントコメント


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えええ!そんなお店があるんですね。
知らなかった。アントワープではいつも中華を死ぬほど食べてました。

いいなぁ。この雰囲気で美味しいものが食べられるとは!
いつか行きたいなぁ。良い情報をありがとうございます。

ベルワフ | URL | 2009/12/23 (Wed) 21:51 [編集]


ベルワフさん

日本の観光ガイドブックには載ってないですよね。
でも、アントワープとその周辺では結構有名だと思います。

中華だけではもったいない!せっかくなのでアントワープらしいお店にも行ってみて下さいね。ドライカレー、美味しいですよ♪

JJ | URL | 2009/12/23 (Wed) 22:52 [編集]


初コメントさせていただきます。在独経験があり、ベルギーも一周したことがあるので(素晴らしかったです)、こちらのブログ、とても楽しみに読ませていただいています。主婦の立場からベルギー生活のあれこれを書かれていて(私も主婦です)、こちら日本でも参考になること、「へー!」と思うことが沢山あります。更新されているかな?と毎日開いています。これからも楽しみにしております。

おおむぎ | URL | 2009/12/24 (Thu) 07:14 [編集]


おおむぎ様

初めまして!コメントをどうもありがとうございます♪

ドイツにもお住まいだったとのこと、もし共感していただける所がありましたらうれしいです。
お隣の国といっても色々違いもあって、そういう視点でもベルギーでの生活を見れるのは楽しいです。何かお気づきの点などありましたら、またどうぞお気軽にコメント下さいね。

マイペース更新ですが、これからもよろしくお願い致します。(*^_^*)

JJ | URL | 2009/12/24 (Thu) 09:35 [編集]


うわぁ、雰囲気の良い素敵な老舗カフェですね。
私、次の買い付けのときに絶対に行きます。
ドライカレーもおいしそう!

erico. | URL | 2009/12/25 (Fri) 14:08 [編集]


ericoさん

とても雰囲気のあるカフェですよ。
次回アントワープにいらした際には行ってみて下さいね。もちろん、ビールだけでもコーヒーだけでもOKですが、ドライカレーもお試しください。お値段も親切です♪

JJ | URL | 2009/12/25 (Fri) 18:14 [編集]


 
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