ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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失った月曜日

今日は日本では成人の日ですね。新成人の皆さま、おめでとうございま?す!

こちらベルギーでも、今日はちょっと特別な月曜日です。

キリスト教のお祝いである1月6日の"Driekoningen"(公現際:イエス・キリストの誕生を祝って東方の三博士が来訪したという伝承に基づくお祝い)の後の月曜日は、オランダ語で"Verloren maandag " (フランス語では"lundi perdu") と呼ばれています。
訳すと「失われた月曜日」とか「無駄になった月曜日」というような意味なんですが、この日はソーセージの入ったパン(worstenbroden) とリンゴの丸いパン(appelbollen)を食べるんです。特にアントワープ州に根強く残っている伝統だそうです。

こちらがソーセージパン。
IMG_5194.jpg
ソーセージが1本のものと2本入ったものがあって、結構ボリュームがあります。

リンゴのパンは『アップルボール』の名前の通り、大きな丸いパン。
IMG_5195.jpg

中にはほんのりシナモン味の煮たリンゴが丸1個入っています。甘さ控え目で美味しい♪
IMG_5196.jpg

その由来は諸説あるようですが、私が聞いたのは・・・

昔、アントワープの港で働いている人達は日曜日にお給料が支払われていました。そして多くの人がそのままカフェに行って飲んでから、残りのお給料を家に入れていたそうな。
でも公現際のお祝いの時にはそのお給料のほとんどを飲み代に使ってしまう為、翌日の月曜日にはお金がほとんど残りませんでした。お腹をすかせた男達が食べ物を探してカフェや肉屋をうろつくので、お肉屋さんが安くて美味しくてお腹を満たすソーセージパンを作って労働者に分け与えたそうです。
なのでこの月曜日は肉屋さんにとっては損な日であり、商売にならなかったことから、"Verloren maandag"と呼ばれるようになったということです。

近所のパン屋さんにはこんな看板が。
IMG_5193.jpg 『1月11日の月曜日はVerloren maandag!ソーセージパンとリンゴのパンを2つ買ったらあと一つは無料で差し上げます』

さすがに現在では無料で配っているところはほとんど見られないようですね。

別のお肉屋さんでは、この日お買い物に来てくれたお客様にはホットワインを出していたみたいです。


特にこの日じゃなくてもソーセージパンとリンゴのパンはいつでも売っているポピュラーな食べ物。今では、慣習というかパン屋さんにとってはちょっとした宣伝になっているのかもしれませんね。
そういう私も釣られて?いつもは買わないこの2つのパンを買ってしまいました。^^;

Dank u wel!
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