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Tall shipとは大型の帆船のこと。
今回のレースには、大きさによってA?Dまでのカテゴリーに分けられた帆船が75隻が参加しています。
一番大きなAクラスは全長40m以上の横帆式帆船で、日本だったら海王丸もこれに当てはまるようです。
船はヨーロッパの各国から来ていました。(マストが広がっていると見栄えがいいのですが・・・・)
Schelde川にはいつも以上に船がたくさん行き交っていて、なかなかの景色。
このレースに参加する船だけじゃなくて、観光船、個人所有の船など色々・・・。
アントワープ市のサポートもあって、事前にCMも流していましたし、この夏の陽気に誘われて観光客も大勢です。
大きな港のある町なんだな?と実感。
この期間中はSchelde川沿いに停泊している帆船は無料公開されています。私達も2つほど船に乗って見学してみました。
実際にクルー達が生活している中は立ち入り禁止。
(右写真)
かわいらしい内装でしたが、この下はキッチンみたいですね?。
若いクルーがコーヒーを作って出てきましたよ。
Tall ships raceが初めて開催されたのは1956年、イギリスからポルトガルまでの距離だったそうです。その後は場所を変えながら毎年開催されている歴史あるレースなんですね。
レースは2本行われて、今年は第一レースはアントワープからデンマークのAalborgまで、第2レースはノルウェーのKristiansandからイギリスHartlepoolまでとなっています。
詳しくは分からないのですが、若い船乗り達を育てる意味があるのか、乗船するクルーの半分以上は15歳?25歳の若者でなくてはならない、という決まりがあるようです。
ところで、ベルギーやオランダなど運河のある国でよく見かけるのが跳ね橋。こんな風に、船が通過する時に橋(道路)が半分に分かれてほぼ垂直まで左右に跳ね上がります。
大きさにもよりますが、このタイミングで橋にかかると10分前後は待つことになるんですよね?。
ちょうど若い水平さん達も集まってきて船の通過を見守っていましたよ。^^
このイベント、過去にベルギー海軍が使用していた船や航空機の展示や、日曜日には市庁舎前のGrote Marktでクルー達のパレードなども行われました。
(もちろんW杯決勝戦の為のパブリックビューイングも有り。今夜は盛り上がっているのでは?!)
海に行きたいような夏日だったので、(実際には海じゃないけど^^;)夏休みにピッタリのイベントとなりました。
W杯も今日で終わり。2010年夏の第一ステージが終わったような気分です。
今のうちにベルギーの真夏を楽しみましょ?♪
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