ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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3つの祝日とその由来

この前の日曜日7月11日は、フランダース地方の祝日でした。
(日曜日だったのですっかり忘れていた!)

以前、言語境界線について書きましたが、ベルギーには言語別にフラマン語共同体(Vlaamse gemeenschap)・フランス語共同体(Communauté française)・ドイツ語共同体(Deutschsprachige Gemeinschaft)という3つ共同体があります。
そしてこの3つの共同体がそれぞれに制定している祝日があるのです。国民の祝日ではないのですが、この日はそれぞれの共同体の学校や美術館、会社やお店によってはお休みになります。

まず、フラマン語共同体の日は7月11日。
これは、1302年7月11日の『金拍車の戦い(コルトレイクの戦い)』に由来しています。

西フランダースのコルトレイク周辺で、市民や農民中心のフランダース歩兵軍が、フランダースを併合しようとしていたフランス騎士軍と戦って勝ったというもの。(詳しくはWikipediaをどうぞ)
この勝利によってフランダースの独立が守られたということを記念しているんですね。(まぁ、その後はいろんな国に併合されちゃいますが・・・)

次にフランス語共同体の日ですが、こちらは9月27日。
これは、1830年のオランダからの独立に由来しています。

フランス革命の影響を受けて1830年8月にブリュッセルで始まったオランダ支配への市民の反乱。9月23日?26日にはブリュッセルで市街戦となり、26日?27日の夜にかけてオランダ軍が撤退、ベルギーは独立を宣言しました。(これも詳しくはWikipediaをどうぞ)

最終的にオランダがベルギー独立を認めるのは1839年なのですが、ベルギーでは1830年を正式に独立した年としています。

そしてドイツ語共同体。
こちらは11月15日なのですが、どうしてこの日にしたのか、なかなか情報がありませんでした。
・・・が、見つけました!

BE_DG_Fahne_randlos.jpg各共同体の旗を制定するように法律が下った為、1990年に共同体の旗を制定し、施行されたのが11月15日だということでした。
(ドイツ語共同体の旗→)

う?ん、他の2つの共同体と違って歴史的な出来毎は特になかったようです。まぁ、小さいですしね・・・

それぞれの共同体で違う祝日があるのは、日本にも「都道府県民の日」があるので似たようなものかもしれませんね。
ちなみに、ベルギー全体の国民の祝日(建国記念日は7月21日です。

ただ、個人的にとても気になるのが、ブリュッセルはどうなっているの?? ということです。

フランス語話者が大部分を占めるからフランス語共同体と一緒?
でも、正式にはフラマン語話者もいる「バイリンガル都市」なんだから、それではフラマンの人が文句言いそう。
ブリュッセルにあるフラマン語系学校や企業は7月11日に、フランス語系は9月27日にお休みするのかしらん? それとも両方?
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい。m(__)m

過去にはフランスと戦ったフランダース、そしてフランスの協力を得てオランダと戦ったワロン(フランス語圏)の人々・・・。
こういう祝日制定の歴史を見ても、やっぱりベルギーはややこしやぁ?と思うのでした。


しばしバカンスに出かけてきます。時間と体力があったら現地から更新予定デス。
Bedankt! Merci! Danke!^^
 
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