ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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アール・ヌーヴォー建築巡り in ブリュッセル 

朝晩はずいぶん冷え込む(10℃を下回る日もある!)ようになりましたが、この週末は日中は秋晴れ
せっかくなので、ブリュッセルのアール・ヌーヴォー様式の建築巡りをしてきました。

ブリュッセルには、19世紀後半?20世紀前半にかけて爆発的に流行ったアール・ヌーヴォー様式の建物が数多く残っています。

その代表例がVictor Horta(ヴィクトール・オルタ)が建てた自身の住居兼アトリエ(オルタ美術館)だと思うのですが、ブリュッセルの街を歩いているとオルタの作品だけじゃなくて、他にも素敵な建築を目にします。

まずはそんな中から一部ですが、ざっとご紹介しま?す。

IMG_2777.jpg

グランプラス近くのギャルリー・サンチュベール(Galeries St-Hubert)。
1847年に完成、屋内アーケードでは最も古いと言われています。とあるガイドブックには、これもアールヌーヴォー様式と書いてあったのですが、時代は少し前ですね。

建築のことは素人なのでよく分からないのですが、元々アール・ヌーヴォーへの流れは19世紀半ばに英国のウィリアム・モリスが提唱した「美しいものへ」という芸術運動に遡るようです。
そして『アール・ヌーヴォー』という言葉は、19世紀末に建てられたパリのお店が斬新な装飾だったのでそのまま店名にしたことで生まれたものなんですって。
ということは、このギャルリーが出来た時にはまだ『アール・ヌーヴォー』という言葉は無かったのですね?。あとからアールヌーヴォー様式に当てはまるってってことになったのかしらん?
・・と勝手に解釈。

お次はホテル・メトロポール。

IMG_4662.jpg
ゴージャス!
1895年創業の老舗の高級ホテルで国賓や各界有名人もご宿泊。
ここのカフェやバーがアール・ヌーヴォー様式で素敵だそうですが、実は入ったことがないので写真がありません。^^; <今度はちゃんとお茶してきますっ!>

さて、芸術の丘から王宮へ向かって坂を登って行くと左側に建っているこの目立つ建物。初めて見た時は「なんだこれは?!」と思いましたよ。

IMG_2003.jpg

現在は古今東西の楽器を展示する楽器博物館。かつての英国の百貨店オールドイングランドを全面改装したそうで、今も"Old England"のロゴは残っていますね。

エントランスやエレベーターにもアール・ヌーヴォー様式が見られて素敵。
IMG_4112.jpg

ここの最上階はレストラン・カフェになっていて、博物館は見学しなくても入れます。眺めがいいことで有名です。
IMG_4107.jpg

さてさて、そろそろHortaの建築を。

旧市街近くにあるベルギー漫画センターです。オルタの設計で(1906年)、元は生地・織物問屋だったものを改装したのだそう。

IMG_8682.jpg

外観はいたってシンプル。でも正面入り口を入ると

IMG_8683.jpg

随所に金属を使った装飾や曲線、装飾ガラスとレトロな雰囲気です。

博物館はベルギーが誇る漫画の歴史がぎっしり詰まっています。
ベルギーの漫画なので仏語&蘭語で分からないのですが、展示は見やすいし、コミック(漫画)もアートなんだなぁ?と思います。

IMG_8691.jpg
こうやって見ると、キャラクターとアール・ヌーヴォーもミスマッチな感じが全然しませんね。
所々にキャラクター人形がいたりするので、一緒に写真撮ったりすると楽しいかも♪

ところで、ベルギーの有名な人気キャラクターといえばTinTin(タンタン)ですよね。
実は、TinTinがオランダ語地域では"Kuifje"と全く違う名前で呼ばれていることをこの博物館で初めて知りました?!
逆に、蘭語のキャラクター"Susuke en Wiske"はフランス語圏では"Bob et Bobette"なんですよね?。
人の名前なんだし、わざわざ変えなくてもいいんじゃない?と思ってしまったのですが、馴染まないとか何か理由があるのでしょうかね?? なんだか不思議。

最後に、「これもオルタのデザインだったのか?」と知った建物。

ブリュッセル中央駅と、
IMG_8966.jpg

BOZAR(Palais des Beaux-Arts)です。

pfile_en_webpage23537.jpg

BOZARは建設費用がかかり過ぎるということで、当初は政府から却下されたそう。
時は第一次大戦終結後。コストのかかる装飾芸術は敬遠されてより直線的なアール・デコへ移行し始める頃でしょうか。

オルタ美術館については、また明日。

(※今日の記事は一日で周ったものではなく、今まで見たものをまとめています)

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コメントコメント


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知ってる場所だけれどきちんと行ったことがないから、
観光気分になれました。
素敵なお写真、ありがとうございます。

ブリュッセルは本当にアールヌーヴォーの建物が多くて、
特にオランダから行くと、建物を見てブリュッセルに来たなぁと感じます。

それにしてもベルギーも随分寒くなりましたね。
こちらは夏のように暑くて大変です。
今年の秋は間違いなくオランダ、ベルギーで感じることになりそうです。

erico. | URL | 2010/09/06 (Mon) 17:01 [編集]


erico.さん

住んでいるとガイドブックを読まなかったりするので、調べてみて気が付くことも多いですよ。このギャラリーだって何度も行っているのに、王・王妃・王子のギャラリーと分かれていたことも知りませんでした。^^;

ベルギーの建物はきれいですよね。
中世のギルドハウスもいいですし、ブリュッセルに来ると白くて立派な建物が多いので「ヨーロッパだなー」と感じます。

日本は酷暑が続いていて大変ですね。こちらはいつもより早く秋が来てしまったようでちょっと寂しいですけれど。

JJ | URL | 2010/09/06 (Mon) 17:11 [編集]


ブリュッセルには何度か行ってるものの全然ゆっくり建物などを見た記憶はなくいつもバタバタと観光にお友達や親戚を連れて周るだけでした。
ブリュッセルにはこんなにアールヌーヴォー様式があるのですね~・・・ ホンとヨーロッパの建物は素敵なのが多いですよね~。。。
シンガの気候も段々雨季に近づいてるのかエアコンが要らない日もありますよー。

ほ~みぃ | URL | 2010/09/07 (Tue) 05:01 [編集]


ほ~みぃさん

そうなんですよね~、近くに住んでいても意外と観に行けないものですね。
今回は一人の暇な週末を利用していつも行かない場所を歩きましたよー。この辺りの散策もオススメです。

そちらも涼しくなりましたか。昨夜寒くなってついに暖房を入れてしまいましたー。

JJ | URL | 2010/09/07 (Tue) 08:10 [編集]


 
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