ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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ポーランドの古都 クラクフ

ヨーロッパを離れる前に、どうしても行っておきたい場所がありました。

ポーランドの古都・Krakow(クラクフ)です。

日本人には馴染みが薄いせいか、あまり人気がない中欧ヨーロッパですが、興味深い場所はたくさんあります。
プラハ、ブダペストクロアチアは訪れたので、残す大きな国はポーランド。でも、今回は首都のワルシャワじゃなくてクラクフだけなんですが・・・(^_^;)

クラクフは、ポーランド王国の全盛期だった1386年からワルシャワに遷都されるまでの1572年、王国の首都として、また中欧ヨーロッパの文化の中心としても栄えました。

第二次大戦中はナチスドイツの司令部が置かれていたので、ポーランドの中でも戦災を免れて中世の街並みが残る美しい町。旧市街は世界文化遺産に登録されています。

IMG_8988.jpg

そんなクラクフの街をざっと振り返りま?す!

クラクフ中央駅に隣接して大きなショッピングセンターGaleria Krakowがあるのですが、平日も22時まで、しかも日曜日も21時まで営業しているので驚き。朝から夜まで大勢の人が行き来して、とても活気がありました。

モダンなカフェとかWi-fi freeとか、意外と中欧の方が進んでるかもしれません。西ヨーロッパって、やっぱりまだまだ保守的な気がします。

さてさて、中央駅から歩いてすぐに旧市街に入ります。
旧市街の北にあるフロリアンスカ門は15世紀のもので、ここにくると一気に中世の雰囲気。

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19世紀までは旧市街は堅固な城壁で囲まれていたらしいのですが、今は一部が残るのみ。絵を飾って売っていたり、市内観光の呼びこみ、チラシ配りなども活発。

お土産やさんやレストランが並ぶ通りを真っ直ぐ進むと、旧市街の中心部である大きな広場に出ます。
とっても広いこの中央市場広場の真ん中に建っている立派な建物が繊維会館。元々はここで繊維類の取引が行われていたそうです。
IMG_9002.jpg

手前の黄色いパラソルはお花屋さん。色の濃いカラフルなお花はとても安く、寒いのに夜まで営業してましたよ。働くなぁ?。

繊維会館の1階通路は、こんな感じで両脇にお土産屋さんがずらり。
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ポーランド食器や琥珀のアクセサリーなどもありました。

この広場に建つ、2本の塔がクラクフのシンボル的存在となっているのが、聖マリア教会。
IMG_9111.jpg
この左側の塔から、1時間毎にラッパが吹かれるのですが、中途半端な所で終わってしまうのです。

何故かと思ったら、この塔は中世には「ポーランドで一番高い」と信じられていたようで、その昔、モンゴル軍がポーランドに進入してきた際に、ここでいち早く警告のラッパを吹いたそうな。
それに気付いたモンゴル兵が矢でラッパ手を射たので、最後までラッパを吹き終えることが出来なかった・・・

という悲劇のお話があったのでした。CDとかテープじゃなくて、ちゃんと人が演奏しているんですよ。もう何年続いているんでしょう?

そしてこの教会、中に入ってビックリ!ちょっと今までに見たことのないような豪華さなのです。

IMG_9007.jpg

土曜日の昼間でもミサが行われていました。
クラクフ中心街だけでも大小合わせてたくさんの教会があります。そして、子供からお年寄りまで、きちんと水で清めてからひざまずいて十字を切り、中に入って行くので、信心深い人が多いなぁという印象を受けました。

そういえば前ローマ教皇のヨハネ・パウロ二世はクラクフ近郊のお生まれなのですよね。
クラクフでも司教を務めていたので、大司教宮殿内にはヨハネ・パウロ二世の銅像や写真などが展示されていました。
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旧市街の南、ヴィスワ川のほとりの高台には、歴代ポーランド王国の居城であったWawelu(ヴァヴェル)城があります。

IMG_9075.jpg
手前の芝には2つの教会があったようで、遺跡として残っている部分。

この写真に写っているのが大聖堂で、歴代ポーランド王の戴冠式が行われ、地下には墓所もあります。内部は素晴らしいのですが、残念ながら撮影禁止で写真ナシ・・。

王族の私室や宝物殿など個別に入場料を払ってはいるのですが、私達はメインの「王宮の展示」を見学。

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こちらが旧王宮の中庭で、建物は16世紀にジグモンド王が建てたもの。
内部には主に16?17世紀の頃を再現した部屋になっていて、世界各地から収集した調度品などが見られます。

IMG_9086.jpg
どの部屋にも必ずあるのが素晴らしいタペストリー。全て16世紀ベルギー(フランダース)産でした。この時代、各国の王室や貴族がこぞってフランダースのタペストリーやレースを注文したというのが、こんな所でも分かりますね?。

ちょうど現在、『ポーランドの至宝?レンブラントと珠玉の王室コレクション』が大阪で開催されているので、ご興味のある方はいかがでしょう?

そして、このお城の南東にあるのがKazimierz(カジミエーシュ)地区。
ポーランドはローマ・カトリックがほとんどですが、こちらは大きなユダヤ人地区。アントワープで見かけるような正統派の衣装を身にまとった人には会いませんでしたが、他とはちょっと違う雰囲気です。

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ポーランドにはユダヤ人が多く住んでいたそうですね。ユダヤ博物館にもなっているポーランド最古のユダヤ教会があったり、映画『シンドラーのリスト』の舞台にもなりました。
私達は行かなかったけれど、オスカー・シンドラーの工場は現在も存在していて、市内観光ツアーでも訪れるみたいです。

クラクフの旧市街だけでも、ゆっくり見たら丸一日かかります。
ここには載せていないけれど、他にも立派な教会がたくさんあったり、ちょっと憂いのある裏通りなど見所満載。
時間があれば教会でのオルガンコンサートを聴くのもよいかもしれません。

新しいものと古いもの、異質なものの共存と融合、とても興味深い街でした。

この日、晴れても真冬のような気温のポーランドでした(>_<)
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コメントコメント


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ポーランド!
行きたいなぁとは思いつつ
なかなか情報がなくて
行くべきか行かざるべきか悩んでいたんですが。。。
写真見たら行きたくなりました!
あの中欧のメランコリックな雰囲気って
独特ですよね!
私大好きなんですよ~。
そんな空気満点ですね!ポーランド!

ぜひ行ってみたいです!

きぃぽ | URL | 2010/10/06 (Wed) 21:53 [編集]


JJさんのブログで

中央ヨーロッバ、とっても興味深くなりました。
ありがとうございます!
なかなか行ける所では無いんですが、何とか相方に
頑張って働いてもらって行けると良いなぁ~。( 笑

pen | URL | 2010/10/06 (Wed) 22:36 [編集]


きいぽさん

ポーランドはプラハやブダペストと比べると、まだ日本人観光客が少ないなぁと思いました。
複雑な歴史のある地域なので、西欧とは違う雰囲気ですよね、それもまた興味深いです。

日本からは行きづらいですけど、ブリュッセルからのフライトで2時間かからないので、週末の旅行にオススメですよ~。機会がありましたら是非!

JJ | URL | 2010/10/07 (Thu) 15:12 [編集]


penさん

カナダやアメリカからは遠いですけど、結構観光客来てるみたいですよ~。
ヨーロッパ旅行というと、中欧は優先順位が低いですけど(気候や食べ物は南の方がいいですしね(笑)、奥が深いというか面白いと思います。

JJ | URL | 2010/10/07 (Thu) 15:15 [編集]


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| | 2010/10/22 (Fri) 23:21 [編集]


鍵コメントさん

中欧、東欧には興味があったのです。
ポーランドも素敵な所ですね。西欧とは違って、とても興味深かったです。
その国に滞在すると愛着がわきますよね。大変なこともあると思いますが、ポーランド生活、楽しんで下さいね。

JJ | URL | 2010/10/23 (Sat) 15:16 [編集]


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| | 2012/10/20 (Sat) 18:04 [編集]


 
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