ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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アントワープの大聖堂

kathedraal今日はアントワープのシンボル的存在である大聖堂をご紹介。(手前はルーベンスの像→)

日本のガイドブックなどではノートルダム大聖堂と書かれていますが、アントワープではオランダ語のOnze-Lieve-Vrouwekathedraal(長い!)と呼ばれています。名前の通り、「聖母マリア」を守護聖人とした大聖堂です。

日本人にとっては、アニメ『フランダースの犬』の最終回でネロとパトラッシュがこの教会のルーベンスの絵の前で亡くなるという感動的な場面で有名になりましたね。
(因みにこの物語はベルギー人には全くと言っていいほど知られていませんが・・・)

アントワープ市内に来る度に、いつ見ても美しい教会だと思います。

今大聖堂が建っている場所には、10世紀には既に聖母マリアを讃える小さな礼拝堂があったそうです。12世紀にロマネスク様式の教会へと建て替えられ、更に1350年から約170年の歳月を経て1521年にNederland(現在のオランダとベルギー北部)で一番大きなゴシック教会へと変わっていきました。
残念ながら1533年の火災でほとんど焼失してしまい、その後も偶像破壊活動やフランス革命などで幾度となく破壊や略奪にあっては建て替えを繰り返してきたので、現在の姿は当初のものとはだいぶ変わっています。当時は塔が2つあったのですが、南塔の建設は中断されたまま現在に至っています。

内装は17世紀のバロック様式と19世紀のネオゴシック様式が取り入れられています。内陣の天井とステンドグラスを通して光が差し込むので、他の教会と比べて明るい印象です。

ルーベンスの絵は4点あり、そのうち3点はこの大聖堂の為に描かれたものだそうです。
中でも『キリストの昇架』(1610年)と『キリストの降架』(1612年)は世界的に有名な三連祭壇画です。
IMG_2024.jpg  IMG_2027.jpg※クリックすると拡大します

豊かな色彩や力強い躍動感など、写真ではうまくお伝えできないのが残念です(>_<)
個人的にこの時代の宗教画には惹かれるものがあるので、ルーベンスやブリューゲルなどの作品が多く観られるベルギーは魅力的です。

現在でも、アントワープにはこの大聖堂より高い建物はありません。立派な教会というだけでなく、アントワープの歴史と繁栄の象徴であり、市民の誇りでもあるのだろうなぁ?と思いました。
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