ルーベンスの庭で~ベルギー生活記

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選挙直前!

昨日から5年に一度の欧州議会選挙が各国で始まりました。
7日までに欧州27カ国で順次投票が行われます。有権者数は約3億7千というので、すごく大規模な選挙ですよね。でも、人々の関心はあまり高くないようです。

ベルギーでは同じ7日に地域・共同体議会の選挙が行われます。

stimmen
毎日のように各政党のチラシがポストに入っていて政策をアピール。

テレビでも熱い討論が繰り広げられていますが、内容が理解できないのでコメントは無しということで・・・^_^;

そもそも、ベルギーの政治の仕組みが複雑でよく分かりません。
国王がいる立憲君主制ですが、同じ言語を話す共同体(オランダ語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体)と地理的な概念による地域(フランダース、ワロン、ブリュッセル)という2つの異なる体制が共存(重複)する連邦国家なのです。

「言語共同体」とは主に文化や教育に関する権限を持ち、産業や公共事業、エネルギーといった経済的事項の権限は「地域」にあります。
そういえば、フランダースのどの州に行っても道路工事現場には必ず"Vlaamse Overheid "(フランダース政府・当局)と書かれた看板を目にするなぁと思っていたのですが、これが「フランダース地域」が統括・管理しているということなのですね。

これだけでも既にややこしいのに、更に政治信条や宗教、言語などの違いから様々な小さな政党があるので、より複雑になっています。
そのため一つの政党が過半数を取ることはほとんどないようで、現在も5つの政党から成る連立政権です。思想も言語もかなり違うのに、よくやっているなぁと思います。

主な政党はCD&V(キリスト教民主フランダース党)、Open-VLD(フランダース自由党)、Sp-a-SPIRIT(社会民主党)、Groen!(緑の党)、Vlaams Belang(フランダースの利益)など。
中でもVlaams Belangは極右政党で、「ワロンへの資金投入反対、トルコのEU加盟反対、移民の帰化反対・・・」などその主張はかなりハッキリしています。

もちろんこれは一部の政治家の思想なのですが、近年ヨーロッパ諸国ではこういう右派・極右政党が少しずつ議席数を伸ばしているのも事実。ブリュッセルではフランス語圏政党のポスターの上にVBのポスターを貼ったりと小競り合いなどもあるようです。

もう一つ驚いたのは、ベルギーでは投票の義務があって罰則(罰金)が科せられているということ。
なのでベルギーの投票率は欧州でも飛びぬけて高いようですが、実際にどれくらいの人が罰金を払っているのでしょうね・・・。(以前書いた罰金に関しての記事

私たちは傍観者ですが、ベルギーの今後がどうなるのかちょっと気になっています。
さて、7日はどのような結果になるでしょうか・・・?
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